田代川

田代川

[1] 田代川

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[2] 廃線レポート 元清澄山の森林鉄道跡 第3次探索編, , http://yamaiga.com/rail/motokiyosumi/main20.html

2017/2/7 14:21

朝日と競争するようにしてスタートした本日の探索だが、ひたすら田代川と戯れているうちに時は流れ、今や日射しにも夕日を予感させる色合いが濃くなってきた。

果てしなく長いと感じていた往路の“谷底通行”も、ゴールまであと1.5km、全体の3分の1を残すだけになった。

本日3度目の隧道探索を終えた私は、今一度の危険に耐え、相棒(自転車)が待つ河床へ生還した。

せっかく一度は辿り着いた隧道を、もし相棒と共に通過出来たなら500mを一挙に短縮出来たものを、口惜しい…!

これからしばしの間、あらゆる軌道跡の痕跡を見られなくなるだろうことを哀しみながら、仕方なく、迂回の流れを進み始めた。

――何か発見があるまで、飛びます。

14:28 【現在地】

隧道発見現場から250mばかり進むと、隧道がショートカットしている蛇行の頂点手前へ到達した。

谷はこの先、まさしく地図に描かれている通り、ヘアピンカーブのような無駄のなさで一気呵成に180度の進路転換を行っている。

これで、迂回の半分を終えたことになる! (読者諸兄にはたった“一行”後の出来事でも、現地の私には経過時間分の労働がある。むしろ、発見が無いために飛ばされている場面こそが、オブローダーとしては苦行に近い。)

この倍を進めば再び軌道跡と出会えるうえに、その出会いの場面は、とても鮮烈であることが期待出来るのだ。先ほど隧道内探索で一瞬だけ“出口”へ立った私は、そんな強い予感を持っていた。

なお、この場所へは右岸側から2本の支流が相次いで合流している。

(チェンジ後の画像は、その支流のうちの片方だ)。

軌道跡との再会!

を喜ぶには、ここはまだ想定の手前過ぎる。

これはどういうことだろう?!

谷の180度カーブの最中から、右岸のかなり高い位置に、写真のような明瞭な平場が現れ始めたのである。

さらに少し前を振り返ってみると、上の写真にもそのラインは写っている。

これは、軌道の 旧線 なのか?!

隧道迂回の最中という、本来なら路盤の発見は期待出来ない場所で見つかったこの平場。

林鉄探索のセオリーとしては、旧線の存在を疑うべき場面だ。

しかし、私はそうではないと考えている。

現在地附近で発見された路盤は、軌道の旧線ではなく、 左図に紫色の線で示したような支線があったのではないかと考えてい

[7] 隧道レポート, , http://yamaiga.com/tunnel/tasiro.html

今回紹介する隧道は、田代隧道という。

これは、県内の森林軌道網を調査する活動の中で発見した林鉄用隧道の一つである。

その由来は、秋田県で最古の森林鉄道である仁鮒森林鉄道の、田代支線という支線上に建設された隧道であり、支線全体の竣工は昭和22年である。

同線は、濁川林鉄の本線が辿る内川の最大支流である田代川に沿って上流を目指す路線で、「日本一の杉」の聳え立つ水沢保護林などが沿線にある。

しかし、本隧道の施工された区間は地形的難所であり、なかなか軌道を建設できない部分でもあった。

それで、軌道開通以前の田代川流域の集材には、当時東洋一と謳われた峯越インクライン設備などを利用し、この急峻地を迂回してきた歴史がある。

2003年11月5日。

朝の空気は静粛としており、吐く息も白い。

私は、ここ二ツ井町南部の仙ノ台にあった。

ここは、内川流域では奥から二番目の集落であり、最も奥の集落は、本流である内川上流にはもう無く、ここから分かれる支流田代川の上流に、隠れ里のような田代集落が存在している。

この先の道は、先に述べたとおり、なかなか軌道を通すこともできなかった難所である。

右は内川沿い県道294号(仙ノ台桧山線)で、かつての濁川森林鉄道と共用する区間も多い。

私の背後から左に続くのが、田代川沿いの県道203号(高屋敷茶屋下線)で、かつては支線だったけど、今は元本線と立場が逆転している?

左へ、進む。

県道の舗装路を辿れるのもつかの間、分岐から僅かの距離で軌道跡への入り口がある。

この写真の分岐を、右に曲がれば、まもなく河岸段丘上に至り、そこには軌道の跡を利用した林道が続く。

まだ自動車でも進入できるが、決して道はよくない。

左下には田代川沿いの田圃の中を突き進む県道が走り、まだまだ登りという感じではないのに、軌道跡の林道はこの通り、早速登りが始まる。

この展開は、鉄道らしい。

つまりは、この先に急峻地があるので、勾配の稼げない鉄道(この場合は森林軌道)は、先回りして高度を稼ぐ手段に出たのだ。

この先しばし、県道から見えない山中へ入り、地形に逆らわず大きなカーブを描きながら高度を稼ぐ。

まもなくブルの唸りもけたたましい林業会社の裏手を通る。

この辺りの山はみな、この会社のテリトリーなのかもしれない。

この先の軌道跡は、ブル轍の深い林

[8] 房総 笹川支流田代川を遡る ( 登山 ) - 降っても晴れても・・・ - Yahoo!ブログ, , https://blogs.yahoo.co.jp/nobuhiro_suzu/39718195.html

昨年地形図を見ていて気になるラインを発見しました。笹川湖の上流で元清澄山の西面に突きあげる沢で、名前がわかりません。田代川林道が近くを通っているということで、(仮称)田代川としてチャレンジします。調べても記録は全く未見です。

履歴

[9] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24795567267732925

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