もともとは「沢ワサビ」ですが、畑に植えると「畑ワサビ」や「葉ワサビ」としても使える画期的な水陸両用型のワサビです。
そして、じょうずに育てると、畑でも沢ワサビのように根を太く育てることができるス・グ・レ・モ・ノです。
六方沢とは、日光 霧降高原を代表する、険しい沢で、イワナがたくさんいるといわれています。戊辰の役の際、板垣退助率いる官軍に攻められた旧幕府軍
大鳥圭介の軍は、ここで仮泊して会津にむかったそうです。霧降高原と大笹牧場をつなぐ橋長290m、高さ120mの逆ローゼ型の「六方沢橋」は、あまりにも有名です。この橋が完成した当時は、東洋一といわれました。
日光種苗は、またあらたなブランドを確立しました。
プランターで育てキッチン菜園や、葉がつややかなグリーンで、かわいいハート型なので、観葉植物としても育てたくなります。
<レシピ> 漬物、サラダ、三杯酢など。もちろん、おろしわさびとしても・・・
●水栽培の場合
水のためられるタイプのプランターを用意し、川砂を使って栽培します。流水で栽培するのが理想的ですが、一般家庭では難しいですので、水はにごらないうちにこまめに取り替えます。清涼な水を好むワサビにとってこまめな水替えがポイントです。貯める水の量は表土から2cmほど上に水位を保つようにするのがよいでしょう。
生育適温は8〜20℃程度で、水温が16〜18℃です。30℃を越えるようなところには置かないようにしましょう。
直射日光を嫌います。常に薄日が当たるような場所を好みます。
肥料は春と秋の2回与えます。窒素分が少ない肥料がおすすめです。
●畑栽培の場合
夏の直射日光を嫌うので、半日陰の場所に植えるようにします。生育適温は8〜20℃で、夏の高温を苦手とします。30℃を越えるようなところには置かないようにしましょう。植付けは春、3〜4月と秋の9〜11月です。
良質の有機質肥料と緩効性の化成肥料を元肥として混ぜておきます。植付け間隔は25cmほどで、植付け時は植え穴にタップリ潅水し、深植えにならないように注意して下さい。
花ワサビ、葉ワサビの収穫は4〜5月です。根ワサビは2〜3年後の夏に株ごと収穫します。