金曜日のギモン、今週のVTRは「見えるかなシリーズ」と呼んでいいかもしれません。
「富士山の姿は遠く離れた関西から見えるか」という夢のあるテーマに、ギモン隊のある男性隊員がこれまで何度もトライしてきました。
標高の高い場所で気象条件がよければ見えるはずだということで、ギモン隊は京都市左京区の山、奈良市の通称・大和富士、和歌山県那智勝浦町の峠などからチャレンジをしましたが、すべて失敗に終わっています。
しかし今回、これでダメだったらおしまいにすると決意をしてもう1回、ギモン調査しました。
みなさん、覚えていらっしゃいますか…?
「日本で最も富士山にフラれ続けている」と自負していた、この男を…。
<2012年・京都―>
「京都から富士山が見える場所がある」と聞き、3時間余りかけて山を登りました…。
【ギモン隊】
「京都から見える富士山のポイント、ここです。前は…樹に囲まれて、何も見えませ〜ん!」
<2013年・奈良市「大和富士」―>
今度は奈良市の南にある額井岳・通称「大和富士」から富士山を見ようと挑戦しました。
【カメラマン】「見える?」
【ギモン隊】「見えません。全く見えません」
これまで、関西から富士山を見ようと、あちこちの山に登ってきました。
しかし、度重なる失敗で、ついにギモン隊を外され、記者としてゼロからやり直す毎日…。
そんな元ギモン隊のもとに、1通のメールが!
【メール】
「もうすぐ、額井岳からのダイヤモンド富士です。5月4日の気圧配置で大気が澄んでいれば、ダイヤモンド富士が見れそうな天気です」
再びもたらされた「富士山が見えるかも!」という情報。
しかも、富士山と日の出が重なる「ダイヤモンド富士」となれば、これは行くしかありません!
とはいえ、これまで天気に恵まれませんでしたが、果たして今回はどうなんでしょうか?
【気象予報士・片平敦さん】
「春霞の季節ではあるんですけど、今回はその影響もあまりなさそうな状況。前の日の日中に前線のようなものが通過して、空気がキレイなものに替わるタイミング。入れ替わった直後の朝ということで、空気も比較的きれい。しかも高気圧に覆われて晴れそうな状況。これで見られなかったら、運が悪いとしか言いようがない」
と、いうことで――
【ギモン隊】
「時刻は午前2時半です。真っ暗で見