津富浦

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[1] 津富浦

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[2] 成田市津富浦 共有設備を放棄した分譲地 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/7407824.html

旧大栄町は、平成大合併の際、芙蓉邸街やパレスガーデン成田を抱える旧下総町とともに成田市に吸収合併されて消滅した自治体である。郊外型のロードサイド店舗が集まる商業エリアもない小さな町であるのは下総町と同じだが、下総町と異なり旧大栄町域に鉄道路線はない。これまで当ブログで紹介してきた旧大栄町の分譲地には「リバティヒル500」「にっぽり団地」の他に、臼作の放棄住宅地などがあるが、このほかに、紹介はしていないが大栄ニュータウンという比較的大きな分譲地もあり、やはり下総町同様、全体としては農村でありながら分譲地のスプロール化が進んでしまった街だ。 今回紹介する分譲地は、「リバティヒル500」から少し南に向かうと、谷津田に面した丘陵上の斜面をに見えてくる。南に向かうと丘陵上に見えてくるということは、つまり北向きの斜面を造成して造られているということであり、今日の感覚では全く理解しがたい話だが、70年代の分譲地は、日照性などまるで無視した、北向き斜面の分譲地を時折見る。 利便性を重視した都市部の分譲地ならともかく、一見すればもっと宅地に適していそうな地勢の土地など有り余っているように見える北総で、わざわざこんな場所を造成して分譲しているというのは、いかに70年代か土地開発ブームだったと言っても、当時の開発業者が、それなりに山林の買収には骨を折った結果なのではないかと思われる。首を縦に振らない地主が多い中、何とか買収出来た山林は、そこが北向きであろうと何であろうと選り好みもしていられなかったのではなかろうか。まあ、単に丘陵の北側斜面など使い道もない土地を二束三文で買い叩いて、それを非人道的な高値で売り捌いた可能性もあるのだけれど。

谷戸からも丘陵上に点在する家屋が望めるが、北向きの傾斜地なのでその逆はない。家屋はみな谷戸に背を向けている。 当時はグーグルマップなどという便利なものも勿論なく、高低差が分かりにくい手書きの図面で販売が行われたのだろうが、買い手側もあくまで投機目的で、実際の居住性に頓着せずあまり慎重でない方が多かったのだろう。今日においても投資用のワンルームマンションを、内見もせずに購入される方もいると聞くので、更地であれば尚更だったかもしれない。土地にせよマンションにせよ人に売ったり貸したりするつもりがあるのなら、まず自分の目でその居住性を確かめなければ僕など

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