匝瑳市役所

匝瑳市役所

[1] 匝瑳市役所

Webページ

[2] 原野商法の土地の特定は可能なのか : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/6042520.html

全国の都市近郊で宅地の乱開発が進められていた1960~70年代、大きな社会問題となった原野商法。地方の、ほぼ無価値に近い原野や山林を、あたかも大規模な開発予定地であるかのごとく騙って、公図上で細かく分筆しただけの見せかけの分譲地を法外な価格で売りつける商法である。既に国内の山林では大規模な住宅団地やゴルフ場の開発も盛んで、新幹線の開通等もあって実際に山林を現金化した地主も多かったことが、この商法に先行投資として一定の説得力を持たせてしまった。

現況は宅地利用どころか場所の特定すら困難な山林の一部であろうと、登記上は所有権の移転が行われている以上、一般の土地取引と見なされてしまうケースが大半で詐欺での立件が難しく、被害者の多くは泣き寝入りせざるを得なかった。今日においても、はるか地方の山林の奥地の、無意味に細分化された土地を所有し続けている被害者も多く、近年はそうした被害者を狙った新手の測量詐欺も登場し、二次被害を引き起こしている。

このブログで紹介している分譲地は、その多くが成田空港の開港を見込んだ投機目的に特化していたとはいえ、一応造成工事は施されて、時には団地水道の配管を通し宅地として利用可能な状態で販売されており、また実際に宅地利用もされてきたので原野商法とは言い難く、また原野商法で分譲された土地はそれこそニュータウンと呼べる代物でもないので、僕も文中で、未利用地の多い分譲地を原野商法的であると揶揄することはあっても、両者は基本的には性質の異なるものであると考えている。特に共有設備を整えた団地などは、分譲価格はともかく、業者もそこまで悪意を持って開発したわけでもないだろう。熱狂的な開発ブームの中、最果ての分譲地でも需要があったというだけのことだ。

さて、話は変わるが僕は最近、知人(とは言っても僕の親くらいの年齢の方)が所有する千葉県八日市場市(現・匝瑳市)の土地の特定と調査を頼まれた。その土地は、知人の方が今から30年ほど前に、当時の勤務先の上司の紹介で、25坪ほどの土地を130万円で購入したとのことなのだが、購入後いくら経っても固定資産税の請求が来ないことを不審に感じ、同じ分譲地を購入した別の方と連絡を取ったところ、これは騙されたのではないかとの結論に至り、以後その土地を訪れることもなく、そのまま今日に至るまで放置していたものである。

履歴

[3] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24795567401441274

メモ