イーストブルータウン八街

イーストブルータウン八街

[1] イーストブルータウン八街

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[2] イーストブルータウン八街 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/5878966.html

イーストブルータウン八街は、八街駅から南西におよそ3㎞。江戸時代は「東吉田村」と呼ばれた、旧川上村エリアの東吉田地区にある。川上村は1954年に当時の八街町に吸収合併されて消滅したが、町域の大半が明治以降の開拓地である八街町に対し、川上村は古くから続く旧来の農村であり、代々農業を営む世帯も多いことから、一部では宅地の転用が進んだものの旧開拓地ほどの宅地開発の波は吹き荒れず、全体としてはまだ昔ながらの農村風景が残る。だが東吉田は例外で、旧川上村の中でもっとも八街の市街地に近いことから、畑から田んぼから山林まで、無秩序な住宅開発が推し進められて今に至っている。

東吉田は郊外型ディスカウントスーパーのトライアルを始めとしたロードサイド店舗が並ぶ商業エリアからも比較的近くのためか、どの分譲地も家屋は隙間なく並んでいることがほとんどで、限界ニュータウンと言うよりは単なるスプロールなのであるが、今回紹介する「イーストブルータウン八街」だけは、未だ区画の大半が更地のままである。ちなみにここは数度に分けて訪問しているので、写真の撮影時期にばらつきがあるが、2017年12月現在、状況は何も変わっていない。

ここは開発時期が比較的遅く、地元出身者が八街をディスるために開設したものの、ネタ切れしたのか速攻で更新が止まった こちらのブログ を参照すると、2000年以降の開発のようである。既に八街においても、嵐のような住宅開発は鳴りを潜め、住宅の差し押さえが次々と発生していた暗黒時代の分譲地だ。区画の西端の方では建売住宅の建築が進んでいて現在も居住者はいるが、冒頭の看板にあるように「全252棟」には遠く及ばぬまま建築はストップしている。実はこの住宅地への案内看板は最近になって新しいものに取り換えられ、今でも宅地の販売は行われているのだが、なまじ上水道など配備してしまったばっかりに坪単価が周辺地域より圧倒的に高く(現在販売中の土地は坪6~7万円程度)、一向に居住者が増える様子がない。

履歴

[29] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24795567397350157

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