阪神高速道路泉北線

阪神高速道路泉北線

[1] 阪神高速道路泉北線

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[2] 阪神高速道路 泉北線, , http://cwoweb2.bai.ne.jp/~jec19501/20120601/hanshin000-senboku001.htm

昭和45年に大阪地区都市高速道路調査委員会より答申された路線で、美章園から国鉄阪和線(現JR阪和線)沿いを南下し、大和川を渡り堺市東八田に至り、当時まだ計画中の近畿自動車道和歌山線(阪和自動車道)へ接続する計画でした。

昭和45年の答申では、美章園で第二環状線と接続し、泉北線は第二環状線を起点とする放射路線となるはずでしたが、昭和57年の答申では、第二環状線構想のルートが変更され、この泉北線が第二環状道路を構成する路線の一部となりました。

しかし、平成16年に近畿地区幹線道路協議会において、「第二環状線構想」の廃止が合意され、構成路線の一部であった泉北線も廃止となりました。

阪神高速泉北線は、都市計画が決定していた区間では用地買収もかなり進められており、これほど事業が進んだ段階で都市高速道路の計画を廃止するというのは異例のことです。

◆阪神高速道路 泉北線 概略図

※上記の図・表は、阪神高速道路公団二十年史、大阪の都市計画道路(昭和51年3月発行)の大阪地区都市高速道路調査委員会の昭和45年答申の案の道路網図を参考に作成しています。

出入口の地名については「大阪地区における都市高速道路に関する答申書(昭和45年1月19日付で阪神高速道路公団に答申 編集:大阪地区都市高速道路調査委員会)」より抜粋して記載おります。

※2014年2月16日 図を差し替えました

天王寺東 出入口は天王寺駅の直ぐ南を通る国道25号線に接続する形で、天王寺バイパスと交差する付近に計画されていましたが、下り入口が阿倍野区松崎町1丁目、上り出口が阿倍野区天王寺南町1丁目と位置が東西に少し分かれています。出入口のランプはJR阪和線の西側を通り 美章園 に至ります。

美章園では第二環状線(城東線)と接続して、阪和線の西側を進み、松原線を越えたあたりでJR阪和線との二重高架になります。この二重高架区間は高架にJR(旧国鉄)阪和線、さらに上に阪神高速道路泉北線が通る構造で、昭和45年の答申では上下6車線で計画されていましたが、都市計画では将来は橋脚を継ぎ足して上下線合わせて6車線化が可能な上下4車線での計画となりました。

↑泉北線 美章園〜山之内間の全体図《画像をクリックすると拡大画像が表示されます》

↑泉北線 美章園〜山之内間の標準断面図(阪神高速道路公団史(2005年発行)より

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