信濃町駅 (しなのまちえき)は、 東京都 新宿区 信濃町 にある、 東日本旅客鉄道 (JR東日本) 中央本線 の 駅 である。
当駅には、 緩行線 を走る 中央・総武線各駅停車 のみが停車する。また、 特定都区市内 制度における「 東京都区内 」および「 東京山手線内 」に属する。
駅舎は新宿区信濃町に立地するが、ホームは信濃町と同区 南元町 にまたがっており、 千駄ケ谷駅 寄りは信濃町に、 四ツ谷駅 寄りは南元町となる。
歴史 [ 編集 ]
1894年 ( 明治 27年) 10月9日 - 新宿駅 - 牛込駅 間開通と同時に 甲武鉄道 の駅として開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。
1906年 (明治39年) 10月1日 - 甲武鉄道の国有化により 国有鉄道 の駅となる。
1909年 (明治42年) 10月12日 - 線路名称 制定により中央東線(1911年から中央本線)の所属となる。
1941年 ( 昭和 16年) 2月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
1987年 (昭和62年) 4月1日 - 国鉄分割民営化 によりJR東日本の駅となる。
2001年 ( 平成 13年) 11月18日 - ICカード Suica 供用開始。
2008年 (平成20年) 2月20日 - みどりの窓口 閉鎖。
駅構造 [ 編集 ]
島式ホーム 1面2線を有する 地上駅 。ホームの上に 駅ビル の「JR信濃町ビル」(1993年2月竣工・開業)があり、駅ビル1階部分が 改札口 となっている。当駅は地上駅だが、 明治神宮外苑 側の標高が高いことから、ホームから 階段 などで上った場所にある改札口が外に段差なく直結している。すぐ南側を 首都高速4号新宿線 が並走している。
駅ビル完成(1992年10月)までは西隣の千駄ケ谷駅と同様に臨時ホームが下り線南側にあった。臨時ホームは、1980年頃までは、 明治神宮野球場 で 東京六大学野球 などが開催される土曜日・日曜日を中心に使用されていたが、次第に使用されなくなった。駅ビル完成直後も四ツ谷寄りにホームの一部が残っていたが、後に撤去された。
かつてはみどりの窓口が設置されていたが、 指定席券売機 で 指定席 特急券 などを購入することが可能となったため、2008年2月20日をもって営業を終了した。
駅ビル1・2階には「 アトレヴィ信濃町 」があり