森茂峠を越えて森茂川へ
森茂川へ車で行こうと思うのなら、高山市清見町・小鳥川方面より森茂峠を越えるしか方法がありません。
ただし、林道にはゲートがあります。
また、道路は崩落していて途中までになります。
国土地理院・1/50000の地図では、御母衣ダム湖東側湖畔に沿って、
森茂川の流れ込みあたりまで通じる道路が記載されていますが、
この道路はすでに昭和45年頃から土砂のため埋没しています。
車は通る事はできません。
自転車も難しい。
徒歩でも過酷です。
50年程前までは、集落に人が住んでいて、流れ込みあたりまで車で行けましたが、
現在は、廃村となり人は住んでいません。
このため道路は手入れがされておらず、
峠から1.5キロ下ったところで道路が滑落しており車はここまでです(地図参照)
森茂峠には地蔵堂があります。
地蔵堂の中には天明年間に建立された、お地蔵様が奉られています。
今でも、人里から離れたこの地蔵堂に花が供えられています。
かって、この地域に住んでいた人が、今でも地蔵堂にお参りをしています。
森茂川流域に住んでいた人々は、昭和35年頃に道路が整備されたとともにこの地を離れてしまったそうですが、
当時の住居跡が森茂川流域に残っています。
この地では縄文時代の遺跡も発見されており、随分と古くから人が住んでいたことがうかがえます。
釣りには関係の無い話かもしれませんが「森茂川」に興味が沸いて色々調べてみました。
森茂峠についてはこちらで▼詳しく案内されています。
飛騨の峠・建設省中部地方建設局・高山国道工事事務所
森茂川流れ込みを目指しカヌーを用意したが、風が強く断念。
御母衣から小鳥ダムまで行き峠を越える。
御母衣ダム湖からカヌーを使って流れ込みへ行く計画でした。
一旦は御母衣ダム湖の東湖畔側の隋道付近まで行きましたが、
残念な事に風が強くカヌーを漕ぐには危険な状態のため、小鳥川
まで戻って峠越えしました
移動に多くの時間を費やしたために、既に時間は12時を過ぎています。
森茂峠から1.5キロほど下ると右岸へ渡る橋があります。
ここには既に車が7台ほど停めてありました。
車を降りて流れ込みへと続く道路の状況を確認すると、
道路が滑落しており車が通行出来る状況ではありません。
停めてある車はここで車を降りて、それぞれの