大阪・吹田市の万博記念公園にショッピングモールや映画館などが入る大型複合施設「EXPOCITY」がオープンし、大勢の客でにぎわっています。 「EXPOCITY」は、大阪・吹田市の万博記念公園にあった遊園地「エキスポランド」の跡地に建設された大型複合施設です。 オープンを祝うセレモニーが行われ、午前9時半の開店と同時に朝早くから行列を作っていたおよそ4000人が一斉に店に入っていきました。 甲子園球場が4個以上入る17万平方メートルの敷地には、ファッションや飲食など300あまりの店が入る商業施設のほか、大阪の水族館「海遊館」が手がける魚や動物などの展示施設や映画館などもあります。 また、外国人観光客の集客をはかろうと、イスラム教徒などが使う礼拝室が設けられているほか、施設内は英語や中国語など4か国語で案内が表示されています。 施設を運営する三井不動産の柴崎翔平さんは、「新しい施設が日本の新しいランドマークとなり、日本に来たら大阪に来ようというような施設にしていきたい」と話していました。 運営する会社は年間で1700万人の来場者を見込み、600億円の売り上げを目指していて、大阪北部の北摂地域の新たな集客の核として注目を集めそうです。