東大寺南大門

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[1] 東大寺南大門

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[2] , , http://homepage2.nifty.com/pow-dream-shino/kokuhou46.htm

第45章 建築美を探して

第226話 神秘への道程

2010年9月18日午後、僕らは鳥取県東伯郡三朝町の三仏寺参道前に立った。

国宝建築探訪を始めた10年近くも前からずっと気になっていたこの神秘的な建築と出逢うために。

三仏寺投入堂に行くんだぞ!

と力んで言っても、僕の周りの多くの人達は「何それ?」と不思議な顔をする。

「ほら、誰か偉い人が断崖絶壁のくぼみに、投げ入れたというお堂だよ。」

※「誰か偉い人」というのは修験道(しゅげんどう)の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)のことらしい。

「知らないけど...」

特に東日本出身の若い人はこんな感じだ。だけどweb上の写真を見せると、

「ああ知ってる、知ってる、何かで見たことがある!」

ということになる。つまり、知名度は低いが、「知姿度」は高いということだ。それほどテレビや雑誌等にはよく紹介される建築なのだ。しかし、その実物を間近で観ようと思うと、それはもう小さくない決心が要る。理由は三仏寺投入堂への道程が国宝建造物随一の難所であるからだ。

今日の僕らは3人連れ。ずっと国宝倶楽部に参加している北関東の「あきらくん」、もうひとりは僕がこの「国宝の力」を更新しなくなった5年ほど前から入部した二人目の「あきらくん」だ。便宜上、「あきらくん�U」と呼ぶことにしておこう。(失礼) 5年も「国宝の力」を更新しなかったのは、ここに集まって下さる皆様には申し訳なかったと思うが、僕が国宝探訪に飽きたわけではない。仕事やプライベートで忙しかったこともあり、単純に時が流れてしまったのだろう。でもその間、羽黒山や信州、高岡や平泉への国宝倶楽部の活動は(どれも再訪だけど)継続し、僕自身もここにはupできていないが多くの国宝に出逢っている。東日本の国宝建造物と仏像はすべて制覇した。そして、どうしても一度は投入堂を観ておきたいという二人の「あきらくん」の強い要望に押し切られた形で、僕は小さくない決心をした。

山歩き用の靴でないと不可(用意していない人は何故かわらじを履く羽目になる)ということで、3人ともトレッキングシューズだ。Gパン、Tシャツにゴムいぼ付きの軍手、重たくなるといけないので、背中のリュックには愛用のEOS7Dと広角から望遠をカバーしたタムロンの優れものレンズ(と思っている)1本のみ。首にタオルを巻いて、リュッ

[3] 奈良・東大寺 金剛力士像 20年ぶりの修理終わる NHKニュース, , http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151019/k10010274881000.html

奈良の東大寺南大門にある国宝の「金剛力士像」の、およそ20年ぶりの修理が終わり、19日、魂を入れる法要が営まれました。

汚れや傷みが目立つようになったため、去年からことしにかけて、およそ20年ぶりに修理が行われました。 このうち、口を開けた阿形像は、去年12月に修理を終え、19日は口を閉じた吽形像の開眼法要が営まれて、僧侶が魂を入れる儀式を行いました。 積もったほこりを落とし、木の表面に樹脂をしみこませるなどして補修された2体の金剛力士像は、およそ1年ぶりに修理を終えた姿で南大門に並び立ちました。 東大寺の筒井寛昭別当は「2体あっての仁王様ですから、そろってまた皆様をお迎えすることができて、うれしいです」と話していました。

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[4] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24140404096207316

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