松川舟通し水門

松川舟通し水門

[1] 松川舟通し水門

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[2] 水路をゆく・第二運河 富山の極小閘門! 松川舟通し水門…3, , http://suiro.blog27.fc2.com/blog-entry-1629.html

(『 富山の極小閘門! 松川舟通し水門…2 』のつづき) ● 舟通し水門の前から南側を向き、高水敷を流れ下る水路の下流側を見たところ。両岸はススキがそよぐ法面、地表との比高は思ったよりあり、向こうには頑丈そうなRC橋が架かっていて、独立した小河川のおもむきです。 橋の上から流れを見てみたくなり、ふたたびざくざくと草むらを踏んで脱出、下流へ向かってみることに。 ● 水門を前にしていたときから気になってはいたものの、こうして改めて橋の上から眺めてみると、 本当に浅いな‥‥ 。水底はある種のブロックなのか、石を並べてコンクリートで固めたのか、浅い水を透かしてパターンが見えています。 どう見ても子供が入って遊ぶたぐいの、親水施設の流れそのもの。ここ、本当に舟通しを設けるような、可航水路なのかしら? ● 橋の上から下流側をのぞいてみると、右側には玉石できれいに法面を固め、水路より一段低く造った池のようなスペースが。水路がもう少し増水すれば、手前で池に越流して、水が満たされるしくみのようです。 水路は池の向こうでぐっと屈曲して、もう一つの橋をくぐり、神通川に注いでいるようですね。しかし、こうして眺めたかぎりでは、本当に親水施設そのもので、舟航は毛ほども考えれていないような雰囲気。なぜ舟通しが設けられているのか、謎は深まるばかりでした。 ホンモノのGoogleマップで 松川舟通し水門付近 を見る(上は単なる画像) ● 流路の探索を垂れ流すと長くなるので、ここでGoogleの航空写真をお借りして、結論を急いでしまいましょう。 舟通しを出たところで急カーブし、いったん南下した水路は、橋の先でさらに180度の大屈曲、その先でまた直角近く曲がってようやく、神通川に注ぐという長大な流路を擁していたのです。 ● これだけ道のりを稼げれば、同じ高水敷の幅でも、直線で流下する放水門のそれより、水位差は確かに少なくなります。以前「 6月14日の目黒川…4 」でも触れた、「 三湾一閘 」ということわざの意味するところを、目の当たりにしたわけです。 しかし、水位差を屈曲で吸収する、という意味では理にかなっているものの、水深の浅さと、親水施設然とした床固めは、どうにも矛盾しているように思えてなりません。だいたい、せっかく閘門設備があるのに、水位差を少なくするのは意味が薄いような気もします。もしかしたら

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