浜松町トンネル

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[1] 浜松町トンネル

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[2] 汐留換気所~芝浦変電所(概説) - 総武・東京トンネル(24) - Reports for the future ~未来へのレポート~, , http://mirai-report.com/blog-entry-36.html

※クリックすると目次ページを表示します。 ■浜松町トンネル:2km787m50~3km947m50(L=1km160m00) ▼参考 工事誌(東海道線)96~111・594・612~614・623~635ページ 浜松町トンネル位置図 ※クリックで拡大 (C)国土交通省 国土情報ウェブマッピングシステム カラー空中写真データ(昭和54年)に筆者が加筆 「 第2立坑(汐留換気所) 」を過ぎるとまたすぐにシールドトンネルになり、浜松町駅と田町駅の中央付近に設けられた「 第3立坑(芝浦換気所・変電所) 」までそれが続く。この区間は「 浜松町トンネル 」といい、平面上のルートは首都高速の橋脚や民間のビルの基礎の間を縫うように通過するため半径6000~8000mでカーブしている。掘削は「第3立坑→第2立坑」の方向に行われ、完成後第3立坑には換気設備( 芝浦換気所 )と電車に電力を供給する変電設備( 芝浦変電所 )を置いた。 この付近になるといよいよ全体が埋立地となり、地盤は軟弱な沖積層ばかりになってくるため、ついに全機械化シールドの採用に踏み切った。(ただし、密閉式ではない。)トンネルと近接する首都高速都心環状線の橋脚は沈下防止のため、薬液注入で補強を行い、さらに完成後のトンネルは止水のため全区間二次覆工を行っている。また、ここで注目したいのが工事誌96ページから始まる「 工事補償 」の項目である。これはトンネル建設によって生じた被害に対する補償について扱っている項目なのだが、 ここで挙がっている3項目全てがこの浜松町トンネルに関する内容 なのである。上の航空写真で「 A 」「 B 」「 C 」とつけたのがその被害が発生した地点で、以下その詳細について順に解説していくこととしたい。 A :第3立坑周辺の沈下 第3立坑周辺の被害区域 (C)国土交通省 国土情報ウェブマッピングシステム カラー空中写真データ(昭和54年)に筆者が加筆 第3立坑は都道「旧海岸通り」の地下に設置され、路外に換気・変電設備用の建物を建設している。浜松町トンネルは第3立坑から発進後80mの区間を無圧気で掘進する予定であったが、同じ第3立坑から先に発進した 隣接の芝浦第1トンネルで1.5t/minの異常出水 が発生したため、対策として路上から 止水用の薬液注入 を行い、1971(昭和46)年4月に掘進を開

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