口永良部島

口永良部島

[1] 口永良部島 (くちのえらぶじま)

Webページ

[2] 口永良部島 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E6%B0%B8%E8%89%AF%E9%83%A8%E5%B3%B6

口永良部島(くちのえらぶじま)は、屋久島の西方約12kmに位置する島である。近隣の屋久島や種子島などとともに大隅諸島を形成する。島はひょうたん型をしており、全域が屋久島国立公園となっている。 温泉が豊富にあるほか、島の周辺は魚釣りのポイントも多いため、1年を通して観光客が訪れている。 なお、地名(行政区画)としての「口永良部島」の呼称は鹿児島県熊毛郡屋久島町の大字となっており、全島がこれに該当する。

[3] 琉球海道~口永良部島 国道58号の旅, , http://www.ab.auone-net.jp/~kurosio/kuchinoerabu.html

1. 緑の火山島

屋久島の12km西の沖に周囲50kmほどのひょうたん型の小さな島が浮かんでいる。

十島航路や奄美・沖縄航路のフェリーに乗ると、

屋久島のちょうど反対側に間近に迫ってくるのが口永良部島だ。

しかしこの島に上陸するとなると、屋久島を経由しなければならない。

行政区域は屋久島町に属していて、まるで屋久島の付属品のような島だ。

屋久島は世界遺産になって知名度が上がり、観光客も増える一方だが、

口永良部島は相変わらず、人知れずひっそり屋久島の横に佇んでいる。

口永良部島へは屋久島の宮之浦港から屋久島町営「フェリー太陽」で向かう。

フェリー太陽は口永良部島へ1日1往復運行されていて、

偶数日は朝、奇数日は昼に宮之浦港を出航する。

偶数日は昼、奇数日は朝に種子島へ1往復していて、

種子島、屋久島、口永良部島を相互に結ぶ役割を果たしている。

宮之浦港を出航すると、フェリー太陽は口永良部海峡に向かう。

出港してしばらくすると矢筈岬の一湊灯台が見えてくる。

正面には口永良部島が見え、その先端にメガ崎灯台が見える。

口永良部島の海岸には断崖が迫り、荒々しさを感じさせる。

フェリー太陽は口永良部海峡を渡ると、口永良部島の南岸に沿って走り、

島の最高峰である標高650mの古岳を正面に見据える。

口永良部島は火山島で、新岳と古岳の二つの火口がある。

江戸時代に大爆発を起こし多数の死者が出たとの記録があり、

その後も度々、噴火を起こしている。

霧島~桜島~鬼界カルデラを結んだ直線の延長上にあり、霧島火山帯に属している。

霧島火山帯は日本で最も活動が盛んな火山帯で、絶えず噴煙を上げる桜島はその代表格。

三島に属する薩摩硫黄島も霧島火山帯に属する火山島であり、

鬼界カルデラのすぐ南に位置する口永良部島もまた、同じ霧島火山帯にある。

火山島でありながら、緑に覆われて火山に見えない島の様相から「緑の火山島」と呼ばれる。

仰々しい古岳を回りこむと、隠されたように湾があり、本村(ほんむら)港が見えてきた。

本村の町は古岳の奥まった入江にある。

ひょうたんの形をした島のちょうど窪みのところにあたる。

口永良部島の人口はおよそ150人で、その大半がこの本村に住むが、

町というには余りにも頼りない、集落という程度の小さな港町だ。

[4] 鹿児島・口永良部島で爆発的噴火 海岸まで火砕流 NHKニュース, , http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150529/k10010095251000.html

29日午前、鹿児島県の口永良部島の新岳で爆発的な噴火が発生し、噴煙が9000メートル以上の高さまで上がったほか、火砕流が新岳の南西側から北西側にかけての海岸まで到達したのが確認されました。気象庁は、今後も爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火が発生する可能性があるとして、口永良部島に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル5に引き上げて厳重な警戒を呼びかけています。

噴火は現在も続き、映像では火口から噴煙が上がっているのが確認できます。また、噴火に伴って火砕流が発生し、新岳の南西側から、北西側の向江浜地区にかけての海岸まで到達したのが確認されました。 気象庁によりますと、火砕流の到達が確認された地域の大部分は、去年8月の噴火のあと、立ち入りが規制されている場所に当たり、向江浜地区の北側にある前田地区には火砕流は到達していないことを現地にいた職員が確認したということです。 気象庁は、午前10時7分に口永良部島に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」から最も高いレベル5の「避難」に引き上げ、住民に対して自治体の避難等の指示に従って厳重な警戒を呼びかけています。気象庁が噴火警報を発表したのは、平成19年12月に噴火警戒レベルが導入されてから今回が初めてです。 気象庁は、今後も爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火が発生する可能性があり、火砕流の到達が予想される地域では自治体の指示に従って島の外へ避難をするなど、厳重に警戒するよう呼びかけています。

今回の噴火について、東京大学名誉教授で火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「最初に爆発的な噴火で噴煙が立ち上がり、すぐに噴煙の根元から火砕流が発生して海岸に向かって流れたのが見えた。マグマ水蒸気爆発が起きて一部の噴煙が崩れ、火砕流が西側の海岸に向かって流れたという状況だと思う。去年8月2日に起きた噴火と似ているが、もう少し規模が大きいと思う。この1回の噴火でだけで終わるのか噴火が継続するのか、注意して見ていく必要がある」と話しています。

鹿児島県の口永良部島に詳しい火山学が専門の京都大学の石原和弘名誉教授は、「映像からは黒い噴煙が勢いよく上がっているのが確認でき、噴火直後の噴煙の幅も少なくとも2キロ程度はあるように見える。去年の口永良部島の噴火と比べてはるかに規模が大きく、昭和41年や昭和6年の噴火に匹敵するとみられる。

[5] 口永良部島 一部を除き避難指示解除 NHKニュース, , http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151225/k10010352611000.html

鹿児島県の口永良部島でことし5月に爆発的な噴火が起きて以降、島の全域に出されていた避難指示が、25日午前10時、一部の地域を除いておよそ7か月ぶりに解除されました。

一方で、再び噴火が起きた際に火砕流の危険性がある2つの地区と、土砂崩れで道路が寸断されている地区の合わせて10世帯20人には引き続き避難指示が出されています。 口永良部島では、傷んだ住宅の補修などのため、今月上旬から住民が島に宿泊して作業することが認められていて、すでに20人余りが島に滞在しているほか、このほかの住民も順次、島に戻る予定です。

屋久島町の荒木耕治町長は「正月を前に避難指示を解除でき、本当によかったと思う。まだ帰れない人たちには、これまでと変わらず屋久島で支援を続け、さらに今後10年をかけて口永良部島を復興させる計画を作っていく。長い避難生活になったが、ふるさとに帰って自分の島で力強く生きていってもらいたい」と話していました。

口永良部島では、傷んだ住宅の補修などのため、今月上旬から住民が島に宿泊して作業することが認められていて、25日午前中で20人余りが島に滞在していました。 最も大きな集落の本村地区で区長を務める林信昭さんは、24日に避難先の屋久島から戻り、妻のきくよさんと2人で自宅の片づけに追われています。無人となっていたおよそ7か月間に、雨漏りや湿気で家じゅうがカビだらけになっていたということで、25日も畳などの取り替えや拭き掃除をしていました。 林さんは「防災行政無線を聞きながら、ようやくこの日を迎えることができたなと感慨深いものがありました。やっぱり自分の家はいいです。早くみんなが戻って来るのを待ちたいです」と話していました。

[6] 口永良部島で一時帰島 警戒範囲縮小後初めて NHKニュース, , http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151027/k10010284061000.html

ことし5月に爆発的な噴火が起き、島の外への住民の避難が続いている鹿児島県の口永良部島で、警戒範囲が縮小されてから初めての住民の一時帰島が行われています。

口永良部島では今もすべての住民に避難指示が出されていますが、27日、警戒範囲が縮小されてから初めてになる住民の一時帰島が行われ、屋久島の宮之浦港に、警戒範囲の外にある本村地区の住民など80人余りが朝早くから集まりました。 口永良部島に向かうフェリーに乗り込む住民の中には、島での暮らしの再建に向けて漁具などを持ち帰る姿も見られました。 口永良部島のある屋久島町は、年内にもすべての住民が島に戻ることを目指していて、今回は町の職員も島に渡り、飲み水の供給ができなくなっている浄水場の復旧に向けた作業を行っています。 27日の一時帰島は午後4時ごろまで行われ、住民は午後7時前に屋久島に戻ることになっています。 一時帰島で持ち込む車に夏物の衣料を詰め込んだ本村地区の畠豊二さんは、「きょうが帰島に向けての一つのステップとなるので、しっかりと作業をして近く無事に帰れたらいいなと思います」と話していました。 本村地区の区長の林信昭さんは「一時帰島の意味合いがこれまでと違うので、気持ちとしては大きく前進している。一部の地域は警戒が必要とされる範囲内のままで複雑な気持ちがあるが、正月は島で過ごせるように状況を把握したい」と話していました。

履歴

[21] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054565413829

メモ