釣師海岸

釣師海岸

[1] 釣師海岸

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[2] 隧道レポート 釣師海岸の謎の穴, , http://yamaiga.com/tunnel/turisi/main2.html

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2014/12/9 14:01 【現在地】

自分が今居る場所が、だいたい分かった。

隧道を抜けた先が「釣師海岸」と呼ばれている海岸と思ったのは当たっていたが、海面の高さからはまだだいぶ離れていた。

今居る場所を遠くから眺めたならば、きっと巨大な海蝕崖の中腹であろう。

ここから海岸線へ降りるためには、隣り合う“もう一つの出口”の方が正解だったようだ。

確かに路面のコンクリート鋪装に目をやれば、機首をそちらへ向けた状態で、土砂に埋もれていた。

なお、ここにこのような二つの坑口が存在する理由だが、これは本隧道の掘削方法に由来すると考えられる。おそらくこの隧道は、市道側の坑口からぶっ込み(下りの片勾配)で掘進が行われ、そのまま海岸の崖の中腹に貫通。その後、貫通点の直前から横坑を掘り、そちらを道として選んだのだろう。

この線形、もしクルマが往来する道路にあったとしたら、忌むべき危険カーブであり死のトンネルであったろうな。

なかなか、酷い崩れ方だ。

入口に、「落石事故により負傷者続出!」とか書いてあったが、あれが脅しでないとしたら、この落石というか土砂崩れに、人が巻き込まれたのだろうか?

そんなピンポイントで巻き込まれるかねぇ?という気はしたが、今この瞬間に新たな落石が起きれば、私も無事ではないかも知れない。油断禁物。

とりあえず、この土砂の山をよじ登るようにして、外へ出てみる。

隧道は抜けたが…

道が無い(涙)。

おそらくこの土砂の山に埋もれてしまったのだろうが…

落石防止ネットの成れの果てが、沢山の崩土を包んだまま膨らみに膨らんでいて、逆に道を妨害してしまっていた。

廃道探索をしていると、このように落石防止ネットと地山の間に入り込む事がよくあるが、絶対に注意しなければならないのは、落石防止ネットには出来る限り触れない、衝撃を与えない事である。

左の写真を見れば分かると思うが、こういうところでネットを揺らすと、新たな崩土が落ちてくる事が多い。

それも衝撃を与えた場所に直接落ちてくる→自分に直撃という可能性が高いのだ。要注意である。

足元を見れば、誰もいないビーチに波が打ち寄せていた。

どう

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[5] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054545995681

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