貫井川

貫井川

[1] 貫井川 (ぬくいがわ)

Webページ

[2] 貫井川の暗渠(川跡)を辿る(1)貫井川上流部 : 東京の水 2009 fragments, , http://tokyoriver.exblog.jp/15535592/

貫井(ぬくい)川は、西武新宿線上井草駅の北方、練馬区下石神井5丁目近辺にその流れを発し、石神井川と千川上水の間を北東に流れて練馬区向山4丁目で石神井川に注いでいた、全長4kmほどの川で、現在は全区間が暗渠となっています。その名前は、下流部の地名「貫井」からとられていますが、その「貫井」の地名は貫井川下流にかつてあった大きな池「貫井の池」に由来します(語源など詳しくは次回に記します)。下流部は「蕪ヶ谷戸」と呼ばれた比較的大きな谷筋で湧水もあり、谷底は水田として利用されていたのに対し、上流部は谷筋は浅く、荒野や畑地を流れる悪水路(雨水や湧水の排水路)として扱われていて、川の呼び名もとくになかったようです。(段彩図は数値地図5mメッシュをgoogle earth「東京地形地図」からキャプチャ)

川が暗渠となったのはおそらく1970年代後半から80年代末頃にかけてと比較的最近だったようですが(今回歩くのに使った、私の手許にある1万分の1地形図(1989年発行)には、下流部の一部区間は開渠として描かれています)、ほとんどの区間は完全に下水道化されていて、その流路も途中何ヶ所かで分断されており、暗渠というよりは川跡といったほうがよさそうです。 そんな貫井川を、今回から数回にわけ、いくつかある支流や分流もあわせて紹介していきます。まずは上流部分を辿ってみましょう。 +++++++++ 西武新宿線上井草駅から北方へ歩くこと10分ほど。貫井川の痕跡が残る最上流端は、井草通りと新青梅街道の交差点の北東側にある。駐車場の脇に、一段窪んだ細長い空き地が残っている。1960年代の空中写真や1970年代半ばの住宅地図をみると、ここまで水路があったことがわかるが、現在では雑草が生い茂っていて川の痕跡を確認するのは難しい。道路との接点はゴミ集積所になっていて、冴えない上流端だ。ここより西側にも浅い窪地がしばらくのびており、戦前の三千分の1地形図には井草通りの西側の方まで水路が描かれている。ちなみに、この地点から北に1km行くと石神井池・三宝寺池、一方南に1kmほど行くと、妙正寺川上流部である井草川の源流地帯(現在は暗渠となり湧水も枯渇)となっている。

水路はかつて、新青梅街道に突き当たった後に街道の南側を流れ、再び北側へと戻っていたようだが、現在ではその痕跡は全くない。再び川跡がはっきりするの

[8] 貫井川の支流の支流をたどる : 暗渠徘徊の日々, , http://ankyoneko.exblog.jp/14301232/

石神井川の支流が削った谷を順番に西へたどってきましたが、もう残りわずかとなりました。 今回は貫井川の東隣にある谷を訪ねます。 訪問日:2010/1/24 こちらが恒例の国土地理院の「数値地図 5mメッシュ(標高)」CD-ROMからの画像。 支流の流路を書いていないので分かりにくいですが、貫井川は本流はまっすぐ石神井川に注ぎますが、支流が東向きに分かれて、今回の谷よりも東まで行ってから石神井川に合流しています。 その支流に合流する支流なので、今回は「支流の支流」ということになります。

喜楽沼

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履歴

[12] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054542572140

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