荘川営林署林鉄六厩川線

荘川営林署林鉄六厩川線

[1] 荘川営林署林鉄六厩川線

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[2] にしみやうしろ仮駅 荘川営林署林鉄六厩川線~その2~, , http://nishimiyaushiro.blog18.fc2.com/blog-entry-181.html

謎の多く雲を掴むような荘川営林署の森林鉄道ですが具体的な資料も得ています。 それは名古屋営林局が毎年まとめていた統計資料。 毎年度の事業に関する損益計算書、貸借対照表などでめちゃくちゃ堅そうな資料だなあ・・・と敬遠する人が多そうですが、各営林署ごとの森林鉄道(林道事業)の数や距離、1954(昭和29)年度以降は林業機械数一覧があって林鉄の車両数も載ってます。 新規建設区間の距離や保線工事を行った距離の一覧までも載っており(但し距離だけでどこの区間かは分からない^ ^;)色んなことが読み取れます。 というわけで荘川営林署の林鉄関係を抜き出すと・・・ 1965(昭和40)年度まで路線としては存在してますが、実際の林鉄としての使命はダム工事中の1959(昭和34)年度中には終わっていたことが分かります。 電源開発の御母衣ダム建設の補償として代替林道が建設されて林鉄は撤去されました。 その林道も今は結構は移動になった部分があり、かつて六厩川、森茂線分岐点付近の上に架かる「六厩川橋」や「秋町隧道」が廃道ファンには人気なようで・・・(うちは流石にそんなおっそろしいとこまでは行きませんよ~ ^ ^;) 荘川村の住民も反対運動では「死守会」とまで称し強固な反対をしていましたが、電源開発が誠意ある態度を示し円満解決したことは「荘川桜」のエピソードで有名ですね。 合掌造りの村の片隅を林鉄が走っていた風景も画像記録として残っていたら良いのですが。

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