須田貝ダム

須田貝ダム

[1] 須田貝ダム (すだがいだむ) , 洞元湖 (どうげんこ) , 楢俣ダム (ならまただむ)

36.86827778 139.06049879

Webページ

[3] 須田貝ダム - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%E7%94%B0%E8%B2%9D%E3%83%80%E3%83%A0

須田貝ダム(すだがいダム)は、群馬県利根郡みなかみ町大字藤原字大芦、一級河川・利根川本川上流部に建設されたダムである。 東京電力株式会社が管理する発電専用ダムで、堤高72.0mの重力式コンクリートダムである。完成当初は楢俣ダム(ならまたダム)と呼ばれたが、後に名称を現在の須田貝ダムへと変更した珍しい経歴を持つダムでもある。ダムによってできた人造湖は洞元湖(どうげんこ)と名付けられ、奥利根湖(矢木沢ダム)・藤原湖(藤原ダム)と共に奥利根三湖を形成する。

[4] 道路レポート 群馬県道63号水上片品線旧道 須田貝地区, , http://yamaiga.com/road/gpr63_sudagai/main3.html

2010/8/24 12:43 【現在地】

全面崩壊を予感させる須田貝隧道、南口坑門。

それは、「廃隧道とはかくあるべき」と言いたくなるような “完璧な姿” だった。

完璧。

まるで大自然に取り残された文明の欠片。

武骨でなにも飾らぬ坑門が、孤立無援で立ち尽くす。

私の大好物。

しかし、この暗がりで誰に看取られることなく死ぬのか。

役目を終えた道路の平凡な末路だが、哀れである。

近くで見るとこちら側にも、鉄パイプのバリケードの痕跡があった。

しかし、折り畳むように崩れた後は誰も修理しないらしい。

南口さえ塞いでおけば、立ち入る人もおるまいということか。

これなどはトンネルの両坑門が表裏を分けた典型で、集落に面していた南口が表、山と湖に面した北口が裏なのであろう。

さて、こんなに荒れ果ててしまった南口だが、ここから先にはどんな道が続いているのだろう。

上の2枚の写真では信じられないかも知れないが、実はこれでも道は舗装されていた。

舗装の上に大量の瓦礫と土が流れ込み、緑が育っているのである。

これまた廃道のお手本のような景色だが、色々な意味で…アツそうだ…。

全長330m程度の須田貝隧道を通過したことによる風景の最大の変化は、湖が現れたことである。

青みがかった水面は、思いのほか切り立った緑の斜面の下に細かい波を立てていた。

湖上は風が強い?

ああ…。

暑い。

隧道を10m離れたら、もうそこはジャングル。

熱帯のジャングルである。

こんなのが続くのか…?

激藪に埋もれつつ、もう一歩で見えなくなりそうな坑門を振り返る。

次に逢うときは、どんな姿を見せてくれるだろう。

期待しないでいることにしよう。

それにしても、この坑門前の藪の深さは、いったい何があったのかと訝しがるレベルだ。

踏み込んでみてはじめて分かったのが、地面が平らでないと言うことだ。

1m以上も凹凸があるのだ。

そして、この場所の山手側にはゴーロのような小さな沢が流れ込んでいた。

つまり、沢が大量の土砂を吐いて道を塞いだところに、植物が侵入したというのが真相らしい。

廃道後の土砂災害だろうか。

激藪脱出!

激藪の区間はわずかで、せいぜい20mくらいしかなかったと思う。

ピンポイントな災害だったのである。

正直、この暑さの中でのヤブ漕ぎは意識を失う危険があるので、

[6] 須田貝ダム、洞元湖の孤島について - 水上(みなかみ)藤原の山々に囲まれた民宿 吉野屋です, , http://www.e-yoshinoya.com/archives/663

須田貝ダムの洞元湖の横には県道63号線の旧道がありまして現在旧道途中のトンネルのみが通行止めとなっています

吉野屋方面のトンネル入り口近辺は昨日TVで放送されていた千と千尋の神隠しの最初のトンネルのような不思議な雰囲気が漂っています

今回は尾瀬・湯の小屋方面側のトンネル入り口近辺に行ってきました

奈良俣ダムより1km位手前にスノージェットがあってその途中に旧道入り口があります

須田貝ダムの洞元湖が右側に見えるのですがそこに小さな孤島があり前から気になっていましたので行ってみました

[7] 道路レポート 群馬県道63号水上片品線旧道 須田貝地区, , http://yamaiga.com/road/gpr63_sudagai/main.html

【周辺地図(マピオン)】

利根川の源流は群馬県みなかみ町にあるが、この本流沿いの最も上流に位置する集落が大芦だ。

一帯は関東の電力需要を支える大電源地帯で、利根川の本流支流を問わず幾つものダムが建造されており、集落のすぐ上流に須田貝(すだがい)ダムが、下流には藤原ダムが控えている。

右の地図を見て貰いたい。

ここを通過する県道63号水上片品線は、須田貝ダムの脇を小さな峠で乗り越しているのだが、その下に一本のトンネルが描かれている。

一見すると峠を迂回する新道のように見えるのだが、この道、最新の地形図では別の描かれ方をしている。

敢えて左の地図中にはなにも書き加えなかったが、上の地図と比較して貰えば、どこに“トンネルがあるべきか”分かるだろう。

……

………

そう。

地形図にはトンネルは描かれていない。

「これは何かあるな。」

トンネルの消失という事態に強烈な廃の香りを感じ取った私は、今年のいちばん暑い最中に朦朧となりながら、このあたりをウロウロしてみた。

2010/8/24 12:24 【現在地】

ここへ来るまでもイロイロあったが、とりあえずスタート地点。

みなかみ町藤原の大芦集落にある分岐だ。

この分岐を右にゆくのが現在の県道で、「ここから3.4km区間は連続雨量120mmで通行止めになる」旨が掲示されている。

しかし走ってみれば分かるが、現在はだいぶ改良が進んでいて“険道”を感じるような場面は、ほとんど無くなっている。

そして左へゆくのが、問題の道。

地図通りならば、両者は2kmほど先でまたひとつになる。

途中にトンネルがあるか峠があるかの違いだけだが、左の道がいきなり下り坂で始まるのは、現道に対するアンチテーゼのようで面白いと思った。

結構な勢いで県道から下ると、大芦集落の基準面とでもいうべき猫額の平坦地が現れた。

道の左側には数軒の民家とあまり広くない田んぼがある。

そして右側には、学校の校舎を思わせる大きな建物だ。

冒頭に書いたとおり、ここは利根川の本流沿いで最奥の集落なのだが、それでもまだ谷は大きく空は広い。

対岸の山の遠さに驚いた。

利根川の大河ぶりを感じさせる、一般的な源流付近のイメージとは異なる風景である。

2010/8/24 12:25 【現在地】

はじめの分岐から300mほど下ると、再び分岐が現れた。

地形

[8] 須田貝ダム、洞元湖、西トンネル, , http://www.youtube.com/watch?v=aTfE1QkxDoA

群馬県の心霊スポット

履歴

[10] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054528744203

メモ