さてさて、旧峯ノ山隧道の北側坑門を探しにやってきた。
国道を走っていくと、パーキングエリアがあった。ここを起点に探してみようと思った。
車を止めて降りてみたら、なぜかサントリーオールドの空き瓶が2本も落ちていた。誰か車中泊でもしたのだろうか。
パーキングエリアから下を見たら、いかにも怪しい道があった。もうこれは直感で旧線跡だなと思った。
そんでそこへ降りようと思ったのだが、適当な道がなかったので崖をおりた。
で降りた。現線は川を鉄橋で渡向こう岸のほうへ続いているようだ。そこから歩いていくと、いよいよ怪しげな雰囲気になってきたぞ(笑)
そしてとうとう、旧峯ノ山隧道北側坑門に到着した。入口付近は軽くだが水没していた。
坑門はよくある昔風の?レンガ造りでちょっぴり感動した。先に見た刺巻旧隧道はシンプルな坑門だったからだろうか?
・・・いや、南側坑門へ近づけなかったからだろう。
坑門左側下部にこの坑門の特徴があった。かなり変わった形をしているのだが、どういう目的でこのように作られたかはよくわからない。
拡大したところ。ほんとによくわからない。でもこのデザインはちょっと気に入ってたりして。
それぢゃいよいよ内部に侵入する。入口付近が水没しているのでコースを選びながら慎重に進んでいった。
内部はバラストが敷かれているわけではなく、土やらヘドロっぽいのがあった。
内部に入ってから入口を見てみた。水没しているが、一部に木材が散乱しているところがあり、その上を歩いて渡った。
また入口脇にも木材が積まれていた。ひょっとしたら木材の貯蔵場所として使われていた時期があったのかもしれない。
隧道は軽くカーブしているが、長くはないのですぐ出口の明かりが見える。
出口付近に近づいてきたのだが、さっき南側からみたとおりこちらも水没していそうな気配がしてきた。
そして出口付近に到着してビックリした。
まるで台風が通過した後のような雰囲気があった。そしてヘドロも大量にありそうな気配がする・・・・・・orz
風雪除けのためのスノーシェードは片っ端から吹き飛んでおり、廃隧道っぽい雰囲気をいい感じにアレンジしている。
南側坑門はスノーシェードのせいでうまく全景を撮影することができないのだが、何とかとることができた。
北側坑門と同じようなデザインだ。ただ北側にあった気に入った小窓のようなもの?を見つけること