藤琴森林軌道

藤琴森林軌道

[1] 藤琴森林軌道

Webページ

[2] 秋田県藤里町の色々その2・峨瓏峡隧道: 世界のサトアツブログ, , http://satoatsu.moe-nifty.com/blog/2012/11/post-6fc8.html

スズメバチの恐怖から逃れるように(笑)峨瓏の滝を後にし、その近くの林道から目的の隧道を目指す。

未舗装路のそこそこの斜面を軽自動車でうんうん唸りながら登っていく。

途中でいかにも森林鉄道の廃レールを利用したような(本当に廃レールかどうかは全く持って不明)ガードレールの残骸らしきものがあった。

またこの道は一部路肩が軽く崩壊している箇所があり、走行に注意を要した。

ガードレールがその被害を受けていた(笑)

そしてカーブを曲がったところに突然隧道が現れた。これが峨瓏峡隧道である。

できれば手掘り隧道がよかったのだが、平成5年に完成した隧道にそれを期待するのは無理だろう。

しかし平成5年完成の割には、名称はしっかり『峨瓏峡隧道』と書かれており、これはこれで嬉しかったりする。

内部はトタン板のようなもので囲まれていた。これは結構よく見るトンネルの光景だ。

反対側から。こちら側の方が若干古ぼけて見えるが、隧道はこの方が雰囲気があってよろしい!!と個人的には思っているのだがどうだろう?

で、この先にも何やら滝があるようなので行ってみようと思ったのだが・・・、

雪が残ってて行けねーよ!!(笑)

まぁ別に何が何でも見たいというわけでもなかったのだが、行けないとはっきりわかると悔しいものである。

ちなみにこの隧道の隣には先ほど見た峨瓏の滝へと繋がる川が流れていた。

というわけで峨瓏峡隧道はこれで終了なのだが、帰るときに気が付いたのだがこの道路結構注意書きが多い。

なだれ、落石、路肩、そしてクマ(笑)。まぁクマは本命だな。確率はこの中ではひょっとしたら一番低いのかもしれないけどね。

ちなみにここから引き返すとき、車をターンさせる場所が無かったのでこの狭い道路上で車をターンさせて引き返した。

隣は予想よりも断崖だったのでビビった。軽自動車で来て良かったと思った瞬間だった(笑)

[3] 二ツ井営林署(藤琴粕毛線) - 秋田営林局 - 失われた鉄道 - 秋田各駅停車の旅, , http://www7a.biglobe.ne.jp/~akitetu/lost/l_sinrin/futatui_kasuke/index.html

二ツ井営林署管内で藤琴線と並び幹線の地位にあったのがこの粕毛線です。

粕毛川の東側に沿って敷設されており、並行する県道322号線とは異なるルートを通っていたこともあり、トンネルや橋脚などの遺構が残されています。

しかし、昭和45年に竣工した素波里ダムによって軌道跡は消滅しており、付近の地形も大きく変わっています。

ちなみに粕毛線は、藤琴線が昭和33年の水害で全滅した後も存続していましたが、昭和38年7月25日に秋田沖で発達した低気圧の影響による豪雨で粕毛川が氾濫し、壊滅的被害を受けたため廃止となったものですが、この災害を契機に建設が推進されたのが素波里ダムです。

路線概要

[4] 藤里営林署(藤琴線) - 秋田営林局 - 失われた鉄道 - 秋田各駅停車の旅, , http://www7a.biglobe.ne.jp/~akitetu/lost/l_sinrin/fujisato_fujikoto/index.html

二ツ井営林署藤琴線の延伸部分に当たる路線です。

藤琴川沿いに太良峡奥まで敷設され、途中にあった太良鉱山の発展にも一役買い、最盛期には太良鉱山だけでも1,000人の人口がありました。

しかし、昭和33年の大水害により壊滅的被害を受け、軌道は使用不能に陥り、太良鉱山も運命を共にしました。

軌道に代わって整備された林道は、県道317号線として白神山地を抜けて青森県まで続いています。

路線概要

[5] 藤琴林鉄粕毛支線の隧道群 第1回, , http://yamaiga.com/tunnel/fujisato/main.html

藤里町は県内有数の長大森林軌道網を有していた県北の山間の町である。

その町域は、白神山地から流れ出る藤琴川と粕毛川の二つの清流に沿って南北に長いが、北部は無人の山間部である。

これら二河川に沿って築かれていた森林軌道は、町の中心部の藤琴で川と共に合流し一本となり、藤琴川が米代川に注ぐ二ツ井に運ばれていた。

そこには、県内の他の地域同様、生活と密着した林鉄の姿があったが、藤琴より上流の路線については、昭和33年に一帯と襲った水害により壊滅的な被害を受けたまま、復旧されることもなく、県内では比較的早く、トラック輸送に切り替えられた。

今回は、その藤琴地区から、粕毛線を素波里ダムまで辿ってみた。

ここもまた、水害によって廃止されたと言われる地域である。

鉄道も高速も通らず、県内の交通網からは殆ど一本の県道だけで結ばれているに等しい藤里町。

その中心地である藤琴には、今では懐かしい存在となった商店街が生き残り、個人商店が軒を連ねる通りがある。

軌道もまた、現在では車道や住宅地となって痕跡を失っているが、かつてはここで二つの幹線が分岐していた。

一つは、粕毛川沿いに白神核心部へと深く分け入る粕毛線(大正9年竣工18,500m)と、藤琴川沿いに太良峡を越え太良鉱山の奥へと進んだ藤琴線(大正元年竣工14,700m)である。

現在分岐点はアスファルトの下に消えている。

写真は、粕毛線に入ってすぐの道。

幾らも行かぬうち、前方に高い土の壁が見え始める。

崖の手前には、雪解けを集め深く青い藤琴川。

崖は、その流れが削り続ける、河岸段丘崖であった。

この様な段丘地形は、藤里町では広く見られる物であるが、これほどに切り立っているのは珍しい。

そして、余りにも唐突な場所に、軌道が通っていたという穴が、残されていた。

写真中央付近、…お分かりだろうか?

何とも微妙な姿である。

存在感があると言えばあるし、崖の一部のように振る舞っているようにも見える。

当然、往時はここを渡る橋が架けられていたはずだが、此岸は河川改良によって橋台を失い、対岸にもそれらしい痕跡は見えない。

まるで、隧道の断面を見ているような不思議な眺めである。

ただし、見ている分には楽しいが、いつものように内部探索をしようとなると、此方からのアプローチはどうあっても不可能だ。

対岸の裏

[6] 橋梁レポート 藤琴森林軌道 高岩橋, , http://yamaiga.com/bridge/takaiwa/main.html

これまでも、山行がでは多くの林鉄遺構を紹介してきた。

特に私の住む秋田県内の遺構を重点的に紹介してきたわけだが、探索を続ける中で、今はもうすっかり失われてしまった物がとても多いことに、「跡もう10年早く生まれていたらなぁ〜」などとため息をつくことが少なくない。

県内でも最も林鉄が密にあった旧二ツ井町荷上場にも、私にそんな悔し涙を流させた、かつて「日本一」を冠されていた物件がある。

それは、日本一長い、森林鉄道用の橋梁である。

その橋は、高岩橋という。

それは、二ツ井営林署が昭和5年までに完成させた、藤琴森林軌道に架かる橋で、藤琴川とその左岸の耕地をまとめて跨いでいた。

さて、この橋、現役当時何メートルあったと思うだろう?

答えは、724 m である。

驚いた人、感覚的に掴めない人、色々な反応があろう。

比較対象物として、例えば秋田県内に現在ある(川に架かる)橋の中で最も長い橋を挙げると、それは秋田市の秋田南大橋である。

ではその長さはと言えば、689m。

なんと、いまだ秋田県内には林鉄の高岩橋を越える長大橋は存在しないことになる。

…バカにするのは止しなさいな。

あなたの県にもおそらく、そうそう無いから、川を渡る橋で700mを越えている橋は。

まあ、高架橋何かだとね、結構1km越える物もあったりするわけだが…。

ともかく、林鉄というか、林野庁の建設した橋の中では歴史上最も長いのが、この高岩橋。

竣功は昭和5年、廃止されたのは昭和33年で、米代川流域を襲った大水害による無念の廃止だった。

左の写真は二ツ井町荷上場の藤琴川右岸で、下流方向(二ツ井町中心部方面)を写している。

この場所に、高岩橋はあった。

ちょうど、向かって右側の法面から左の藤琴川へ、川と直角に交わるようにして伸びていた。

当時は、河岸を削り取って造られた写真の県道はまだ無く、県道敷きとなってしまった辺りに、高岩橋の巨大な主塔…そう、高岩橋は川を渡る部分が吊り橋であった… が、立っていたはずである。

読者の皆様の反応を予想すると、おそらく、「ふ〜ん」でしょ。

その気持ち、分かる!分かるぞ。

だって、全然何も残ってないもんね。

そりゃそうだ。

こんな目立つ場所に、日本一の巨大林鉄橋が残っていたなら、今まで山行がが紹介してこなかったわけもないだろうし。

はっき

[7] ミニレポ第175回 藤琴森林軌道粕毛支線 第3号隧道(仮称), , http://yamaiga.com/koneta/koneta_175.html

【広域図(マピオン)】/【粕毛林鉄関連レポ一覧】

かつて秋田県を代表する木材の集散地であった二ツ井(現:能代市二ツ井町)から北へ、藤琴川やその支流に沿って白神山地の奥深くへ伸びていたのが、秋田営林局の藤琴森林軌道とその支線たちであった。

その最大の支線は、藤琴(藤里町藤琴)で本線から分かれ、粕毛(かすげ)川沿いを遡行していた粕毛支線であり、その全長は20kmに達した。

粕毛支線の景観は、大きく2つの区間に分けられる。

田園と集落を縫って走る下流区間(藤琴〜素波里ダム)と、厳然たる山岳地帯・素波里峡に挑む上流区間である。

今回取り上げるのは、このうちの下流区間で発見された1本の隧道である。

この区間の探索は平成16年にも行っており、その際に1〜3号(いずれも仮称)の隧道を発見、レポート公開済みである。

だが、このときの探索は駆け足で、「隧道だけをピンポイントに狙った」ものだった。

それは旧版地形図に描かれていた隧道を狙ったに過ぎず、地形図に描かれなかった隧道があった場合は、取りこぼす定めであった。

今回改めて、前回調査しなかった部分を重点的に調べたところ、新たに1本の隧道が発見された。

そしてそれは案の定、いまだかつて地形図に描かれたことのない小さな隧道だった。

なお、私の中ではここ数年のあいだずっと、「秋田県に私の知らない廃隧道(水路や通洞を除く)はない」と自負し続けているが、またしても新たな隧道を発見してしまったことになる。 …もちろん嬉しいことだ!

詳しい地図をご覧頂こう。

今回発見された隧道は、地図上の「第3号隧道」である。

そこから1.5kmほど上流に「第4号隧道」があり、平成16年に発見した際にはそこを「第3号隧道」と呼称したが、今回より起点側に隧道が発見されたので、仮称も変更した。(なお、「2号隧道」と今回発見の「3号隧道」の間に他の隧道が無い事も今回確認したので、番号はもう動かない予定だ)

昭和28年版の地形図を見る(画像にカーソルオン)と、「第4号隧道」ははっきりと描かれている(小さな矢印)のだが、この「第3号隧道」は影も形もなく、発見が遅れる原因となった。

続いて現地レポートへ。

2012/5/8 14:17 【現在地】

ここは藤里町大字粕毛の根城岱集落。

集落は、粕毛川の左岸に形成された数段の河岸段丘の一番下段にあたる猫額の平地に

[8] 【廃線跡】藤琴森林軌道 粕毛支線 2号隧道 - あきた鉄廃逍遥記 - Yahoo!ブログ, , http://blogs.yahoo.co.jp/ogadenesuka/9072846.html

目的は積雪量を実感すること。残雪が多く探索にはまだ早いと頭ではわかってますが、自分の目で見ないと落ち着かないので…

[9] 隧道レポート, , http://yamaiga.com/tunnel/niageba.html

二ツ井町荷上場は米代川と藤琴川の合流地点にあり、白神山地の奥深くまで張り巡らされていた森林軌道の起点でもあった。

集められた秋田杉を中心とする材木は、この地から筏流しの技法によって、“木都”能代に運ばれたのである。

明治後期から昭和30年代前半までは、蒸気機関車などによる森林軌道の全盛であり、隅々まで支線が張り巡らされていたという。

しかし、昭和30年代の後半には、徐々にトラック輸送に切り替えられ、軌道は林道に転換、または放棄された。

さらに、昭和47年7月に米代流域を襲った大洪水によって、河川に近い遺構の多くが打撃を受け、一部は消失した。

今回、私が探索したのは、正式な名称は不明ながら、藤琴川に沿ってJR二ツ井駅付近から藤里町へ向かって伸びていた森林軌道の一部、隧道の存在が指摘されていた部分である。

ここは、二ツ井より北へ向かう軌道の本線であり、特に重要な路線であった。

二ツ井町の中心街区からやや北にそれ、国道7号線のバイパスとJR奥羽本線をくぐったり跨いだりすれば荷上場地区である。

ここは藤琴川からは一つ西に山を越えた小沢地であり、水田が細長く北へ伸びている。

宅地を過ぎると間もなく道は砂利道となり、奥へと続く。

農作業に利用される他は通行量が少なそうな道を、東側の山際に沿って北上する。

反対の西側の山際には、一目見て人工的と分かる堰堤が伸びている。

早速軌道跡が出現したかといろめきだったが、もう少し奥まで進んでみる。

なんせ、田んぼが邪魔をして、接近しにくいので。

ここは、日本一の秋田杉の街二ツ井である。

江戸時代から続けられてきた植林の成果が、この天を突くような杉の林である。

畦道の脇に惜しげもなくその威容を誇る美林に、暫し見とれてしまった。

さらに進むと、いよいよ水田の幅が狭まってきた。

これならば、気になる堰堤に接近できそうである。

チャリを道端に邪魔にならぬように乗り捨てると、畦を歩いて、堰堤を目指した。

朝露をたっぷり含んだ若草で、早くも靴がびしょ濡れになった。

最近は、ほんと濡れてばっかりだ…。

約3mほどの急など手を登ると、上に立つことが出来る。

しかし、そこにあった景色は想像していたものと異なっていた。

どうやら、ここまで見てきた堰堤は森林軌道の跡ではなく、水路用のものだったようなのだ。

しかも

藤琴森林軌道粕毛支線

藤琴森林軌道粕毛支線

高岩橋

高岩橋

履歴

[11] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/22776855933388128

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