赤木沢

赤木沢

[1] 黒部川赤木沢

Webページ

[2] 2002年夏合宿(黒部川上ノ廊下)[5/9], , http://www3.wind.ne.jp/TITWVOB/wv/archives/2002/02kurobe/index5.html

朝焼けを見た。この日はガイドブックを見ると朝の一本目で泳ぎがあるらしい。金作谷出合で避けた意味がないのでがっくり。水は思ったより冷たくない。しばらく水線沿いに右岸を歩いていたが、左岸に移って少し高巻いた。高巻きには道があった。その直後にやはり行けないところがあった。別にゴルジュになっているわけではないが、流速があって岸がハングしているのでへつりも難しい。あきらめて高巻く(*23)。これも道があった。1箇所、下りの道に行くと間違いで少し戻った。懸垂下降もなく沢に出る。立石奇岩の手前で一本。結局泳がなかった。

[3] 上ノ廊下を遡行(4): ROCK'N ROCK, , http://rock-and-snow-kuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/4-80b4.html

日時:2010/8/11(水) 天気:くもりtokidoki雨 記録:初日 黒部ダム → 奥黒部ヒュッテ 2日目 奥黒部ヒュッテ → 金作谷 3日目 金作谷 → 立石奇岩の上流 4日目 立石奇岩の上流 → 薬師沢小屋 → 折立

もう既に山は冬を迎えつつある季節ですが、やっと上ノ廊下ラストレポです。今更ーと言わずに見てってください。

1日目の記録はこちら。

2日目の記録はこちらから。

3日目の記録はこちらから。

夜の間に雨で増水することもなく(まぁ夜目覚めることもなかったわけですが。。。)無事遡行再開です。朝ごはんに食べたインスタントの味噌煮込みうどんが美味かったな、売っているの見たこと無いが。

大雨の影響で前日まで泳ぎ続けた綺麗なブルーではなかった、若干緑がかった感じ。

しばらく遡行を続けると薬師沢小屋と高天原温泉を結ぶ、「大東新道」にぶつかった。

大東新道は一般道ですが、けっこう水線ギリギリに歩くようでなかなかスリリングな道です。昨日の増水時には一般登山者が腰まで水に浸かりながら歩いたそうです。(別の上ノ廊下レポートで見ました)

ぼちぼちと向こうから歩いてくる登山者とスレ違います。小屋は近そう。

喉かわいて左の方から流れてくる水を飲んでみた。うまいね。

そんなこんなで2時間ほど歩き、ついに小屋前の赤い吊り橋が見えました。7時出発で9時には薬師沢小屋に到着です。

3年連続でこの吊橋渡ったよ。

これから向かうはずだった赤木沢方面。

小屋の前にて大休憩。まやしちと協議の結果このまま登山道にて折立に向かい、今日中に下山することになりました。赤木沢を廻ると、雨の中の遡行、そして暴風雨の中でワンポールテントによる幕営となるからです。ちょっと耐え難い。。。

帰るとなったら足が早いよ。去年太郎小屋から薬師沢に降りたときはかなりだるかった気がするけど、登りはあっという間に終わったなー。所々強い雨に振られたりしたけど、沢装備のままだったので雨合羽着ずとも気にならんかった。

ここで生ビール行くつもりだったけど、天気悪くて寒かったので辞めておいた。悪い天気の中下から登ってくる登山者が多いよ。これからお盆休みだもんね。

下山時には雲の切れ間から富山の町並みが見えたり、結構天気良さ気な感じでしたが、山のほうを振り返るとこれから悪天候の真っ只中といった感じの雲に包まれていた。

全工程中ここ

[4] 上の廊下を遡行(1): ROCK'N ROCK, , http://rock-and-snow-kuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/1-769b.html

日時:2010/8/8(日) 天気:くもり 記録:黒部ダム → 奥黒部ヒュッテ

去年は沢登りに1回しか行ってないし、沢登りにかける情熱は無くなり気味でしたが、今年はいつかは行きたいと思っていた上の廊下に行くチャンスが巡ってきました。

仕事の都合であきらめかけたりもしましたが、なんとか工面して(投げだし!?)7日午後から出発(午前中まで仕事してました)。

8日朝はどんよりした天気でしたが、扇沢のチケット売り場には朝から行列。なんとかかんとか始発のトローリバスに乗ることが出来ました。

満員の車内にて。

ダムの観光放水を見つつ先に進みます。

黒部湖の縁を忠実に辿っていくので、えらい時間かけて歩いたのに後ろ振り返るとロッジくろよんがすぐ背後にまだ見えてたりしてげんなりします。

11:30くらいには平らの渡しに到着。この船に乗るのは読売新道歩いた後かなーとか思ってましたが、廊下遡行が先になるとは!!

船の時間までしばらくあったので、すぐ上にある小屋まで水の補給に行きました。綺麗な小屋でよい感じだった。

船を待つ人々の観察をすると9割は沢登りの格好でした。しかも人数がかなりいる。船の定員大丈夫なの!?そんな心配をよそに全員を乗せて船は出発しました。ものの10分程か?途中ウトウトしてた気がする。

船から先はアップダウンがありキツイという噂を聞いていたが、それほど苦もなく進めた気がする。

コースタイム的には15:00到着だったけど14:00ころには到着した。小屋の前を流れる東沢の水流は結構激しく感じた。

お初のテントBDメガライトを張ります。砂地だったのでペグだけさしてポールの調整をしようとしたらすぐにぶっ倒れた。ペグの上から置き石で補強しました。

ビール一気に飲み干しゴロゴロしてたら寝てしまった。

初日のメシは豪勢に豚肉を使った豚汁。これは3人のメシも楽々調理できるMSRのデュラライト(絶版だ)

奥黒部ヒュッテはかなり綺麗な小屋でした。トイレなんて山小屋と思えないくらい。

暗くなる前に小屋に行ったら、玄関先のベンチで小屋の親父さんがタバコとビールでくつろいでいた。2日前のパーティーは撤退して戻ったそうだが、1日目のパーティーは戻ってきてないそうだ。これは水量が減って突破できているという証。明日は行けそうな予感。

2日目の記録につづく

[5] 上ノ廊下を遡行(2): ROCK'N ROCK, , http://rock-and-snow-kuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/2-04cd.html

日時:2010/8/9(月) 天気:はれ 記録:奥黒部ヒュッテ → 金作谷

1日目の記録はこちら

2日目の朝。まだ元気有り余ってます。

本日はしょっぱなから沢に入ります。テント場から登山道を少し戻り、東沢から入渓。そして黒部川との出合まで戻ると上の廊下がスッタートです。。。

膝下なので水の冷たさはまだ感じないよ。

くまの沢出合のあたりでは昨日の焚き火後があった。

しばらく歩いて流れの激しそうなところに遭遇。ここで休憩を取った。

ロープワークの確認なんぞしながら一人ずつ渡ったよ。俺が渡る頃には3人組の後続パーティが到着。パーティーのブログはこちら

さらに進むと程なくして下の黒ビンガが出てキタッ。

青空が眩しい中ズンズンガンガン進みます。結構深い箇所があってロープ着けて泳いだかな。核心のタルタルの沢出合に辿り着く前に、スクラム徒渉というスキルも身につけてしまった。これが効果絶大で結局最終日まで、足の着く深さでの横断はスクラムのみでクリアした。

へつる。

核心を果敢に攻めたしちりんの泳ぎは撮れなかった。固唾を飲んで見とれて見守ってしまったよ。バタフライをし忘れたようで悔しがっていた。

泳ぎの確保中はこんな感じです。

さーて核心の終わった我々パーティーは後続の突破模様を高みの見物です。

3人パーティーは最初は難しそうなへつりで突破しようとするも、最終的には泳ぎで無事突破。

手こずった?核心も 越えてしまえば良きおもひで。

美しい滝が両岸から次々と現れてきた。最後のほうには「あっそー」ってな感じだったけど。

広河原?

先ほどの核心を終えてからは激しい泳ぎもなく癒しな歩きが続いた。

この日一番の観光滝かなー。

滝で水浴びしながらだらだらと進んだ。

だだっ広い河原をだらだらと歩いた後、いくつかの滝を通り過ぎていくといよいよ今晩のビバーク地に近づいてきました。

最初高い場所がいいかと金作谷側を探しましたが適地が見つからず。結局対岸の方にテント。焚き火の薪もたくさんあったし、水も上から湧いてきてたし最高のテント場。うちらの貸し切りでした。

金作谷の上には北薬師岳が見えていた。いっとき雨がぱらついたりもしたが、テント設営後は汗かくほどの好天。濡れた着替えもすっかり乾いた。

釣り人戻るも釣果ナッシング。ししゃもの干物が釣れたかも。

テント場に着いてからたっぷり6時間くらいか?癒しの

[6] 上ノ廊下を遡行(3): ROCK'N ROCK, , http://rock-and-snow-kuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/3-af1a.html

やっとこさ三日目の記録。奇跡の脱出劇。

日時:2010/8/10(火) 天気:はれのち雨 記録:初日 黒部ダム → 奥黒部ヒュッテ 2日目 奥黒部ヒュッテ → 金作谷 3日目 金作谷 → 立石奇岩の上流

1日目の記録はこちら。

2日目の記録はこちらから。

三日目の朝。6:00起床で7:00には出発でした。

どの日もだいたい俺が最後に準備終わるパターンでした。

朝一天気が良かった。少し雲が多かったかな。

朝から冷たい徒渉が待っています。

ここが唯一俺がトップを切って泳いだポイント。こうして夏が終わってみると泳ぎ沢楽しかったよなーと思いだす。

泳いだあとは全身が濡れるので震え上がります。まだ沢に陽が届いてないので暖まるのも難しい。こまめに休息をとりながらあたたかい飲み物で落ち着きを取り戻す。

今日も流れは早いよ。

岩の隙間にも滝があった。

見逃しそうな大滝も。あっちもこっちも滝がちょろちょろ出てくるのでそのうちスルーされる。

所々川原歩きあり。

プール。今更ながらもっと泳ぎ楽しんでおきたかったなー。初の上の廊下ではそんな余裕なし。

へつったり。泳いだり。

基本川原歩きで所々川を横断する感じで進んでいきました。

砂浜もあり。

そこらへんで拾った棍棒を持って暴れてきました。岳人にも載った第1号の棍棒は流れに乗って黒部ダムの藻屑となったことだろう。

ここの泳ぎが結構しんどかったです。

上ノ廊下でバタフライは本邦初か?

ここもしちりんさんトップで頑張ってもらいました。このくらい泳げるようになりたいなー。

スゴの淵での俺の泳ぎです。岸からだんだん離れてしまい余計な距離泳いだかな。たぶん20~30メートルくらいだけど流れがあるので結構しんどい。途中で力尽きロープで引いてもらいました。もっと効率よく泳ぐ練習します。

泳ぎきったあとのここの登りもボルダーチックで面白かった。いや、しんどかった。

ここがスゴの淵ってことでいいのかな?

本日の泳ぎの核心も終わったようなのでさらにズカズカと踏み込んでいきます。

今日はヘつりの多い日だったような。

一見なんでもない感じだけどヌメっててフェルトソールでも滑りまくりです。なんとか渡りきった。

ガスってますね。

美しい花崗岩が続きました。

ここは細い岩の道を這いつくばって進んで、最後高いところから降ります。こうやって見ると結構足場はあるんだけど、

[7] 1008黒部・上の廊下+赤木沢, , http://www5e.biglobe.ne.jp/~tt-out/1108Kurobe1.html

日付:2011年8月13−17日(前夜発)

L:F川さん、メンバー:S野さん、F浦さん、自分

今回、お盆の沢登りとして、黒部・上の廊下が計画されましたが、ずっと前から「上の廊下」をとてつもなく恐ろしい所だと思い込んでいて、不安でした。ずっと先の、将来のお話だと思っていました。調べてみると、自分でもなんとか行けそうで、実際に行ってみると、確かに今回、前日等にそれほど雨が降っておらず水量が少なかったのですが、かなりの部分が平らな川原歩きで、「あれ?」という感じも確かにありました。

そんなこんなで、今月発売の2011年9月号の山と渓谷を読む、特集は谷川岳、「魔の山」であります。確かに、気象条件が悪い時は「魔の山」ですが、そればかりしか頭にないと「え?」という感じです。「近くて良い山 谷川岳」というのもまた事実です。

確かに簡単な所ではないですが、(水量、天気)条件が良い時を選び、ある程度のトレーニングさえつんで、上級(中級)者の人と行けば可能な場所かもしれません。

今回は、天候的には非常にラッキーでした。あくまでも、今回のみの感想ですが

12日

松本駅に24時頃到着、改札口を出ると山ヤさんがたくさんいました。自分も、朝4時32分の電車が来るまで一休みですが、アナウンスが延々と鳴っていてうるさかったです。近づいて覗き込むように見るような人(酔っ払い?)もいましたが、赤の他人でした。

13日

天気:晴れ時々曇り、夕方小雨

【コースタイム】4:32 松本駅−5:11/5:23信濃大町駅−5:47/6:32 扇沢−6:44 黒部ダム−6:50/7:20 黒部ダムレストハウス−7:50 ロッジくろよん−11:00/12:00 平の小屋−12:15 平ノ渡場−14:05 奥黒部ヒュッテ−14:15/14:50 入渓点−15:00 熊ノ沢との出合C1

履歴

[8] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/22776855933295852

メモ