八街市上砂

八街市上砂

[1] 八街市上砂

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[2] 八街市上砂 農道の奥深くに眠る放棄住宅地 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/7721970.html

北総の分譲地の更地によく看板を掲げている草刈り業者の一つに「ニチエイ建設(日栄不動産)」という会社がある。多くの草刈り業者の売地の物件広告が、ただ地積と価格を羅列しただけの、所在地の特定も難しい横着な広告であるのに対し、日栄不動産のそれはなかなか丁寧であり画像も豊富で、時には動画を公開している物件もあり、所在地も明示しているものが多いので、実は僕自身も限界分譲地の調査に利用することがある。 すなわち、その物件画像の周囲の状況が、明らかに未利用地や未管理地の目立つ環境であれば、所在地を確認して訪問するわけであるが、そんな日栄不動産の広告に、もうずいぶん前から、八街市上砂(かみいさご)の売地広告が出されている(以下のリンク先が物件広告)。 八街市上砂 108㎡ 120万円 http://fudosan.cbiz.ne.jp/detailPage/sale/70005/252/?&allsup=70005&fr=g 広告の画像をご覧いただければすぐに分かるように、一応擁壁が設けられた造成地ではあるのだが、街路は激しく傷み、周囲の区画は樹木が茂っている。広告には「周囲は山林が多いので、田舎暮らしにちょうどいい環境です」とあるが、田舎過ぎて買い手が一向に決まらないうちに周囲が山林と化した、というのが正確な表現であろう。 上砂は八街の市街地から遠く離れた完全な農村地帯で商業施設も皆無であり、分譲地もほとんどないエリアで、その立地でこの価格は正直言って安くないので、僕もこれまでさして興味を持たなかったのだが、よくよく考えると、八街は極限までスプロール化の進んだ自治体でありながら、意外にも放棄分譲地というものを見かけない。北総の投げ売り物件多発エリアの中で、八街は最も首都圏から近いエリアであるためか(それでも都心まで60㎞)、どんなに駅から遠く離れた陸の孤島のような分譲地でも、建築許可が下りない分譲地を除き、家屋がまったくないところはまずない。しかしこの上砂の売地の現況は、画像を見る限り明らかに放棄住宅地の様相だ。一体どのような状況か、ブログネタの1つとして見に行ってみることにした。

2010年に撮影された上砂近辺の上空写真。赤丸で囲った位置が当該の分譲地だが、周囲の山林と同化し、そこが造成地であることはまったくわからない。(国土地理院の航空写真より一部加工の上引用)。

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