沖渡

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[1] 沖渡

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[2] 山武市沖渡 建築途上で放棄された建売住宅 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/5557402.html

山武市の沖渡(おきわたし)は、旧山武町の中心部であった日向駅周辺よりも、八街駅の方が近い立地にある、八街と山武の境に位置する地区である。八街側にも同名の地区が存在するが、これはまだ交通の発達していなかった昭和20年代、当時の日向村(現山武市)中心部へのアクセスがあまりに悪く児童の通学にも支障が出ていた大木、木原、沖渡の3地区が八街町に分離、編入された名残だ(大木、木原は昭和29年、沖渡は昭和31年編入)。八街市の市街地からはさほど遠くないことから、70年代の宅地造成の乱開発の時代に小規模な分譲地がいくつも誕生し、八街が猛烈な人口増加に見舞われたバブル末期には、市境を超えてこの沖渡や、横田、埴谷、実門(さねかど)地区などにも住宅が建てられることになる。

美しい田園風景の残る沖渡。だが、公共交通によるアクセスに難がある。 だが、沖渡は本来ならば旧山武町のはずれに位置する辺境である。分譲地を除けば人口密度は非常に低く、ほとんどが田畑や山林で覆われたエリアのため、やがてこのエリアのバス路線は次々と姿を消し、ついに山武市のコミュニティバスも廃止され、現在、沖渡の北部も含めた山武市北西部は、未だ多くの分譲地に居住者がいるにもかかわらず、市民限定の登録制乗合タクシーを除けば、公共交通によるまともなアクセス手段がまったくない交通空白地帯となっている。

空地は多いが特に荒れた印象もない、いたって閑静な住宅街である。 その沖渡にある今回紹介する分譲地。70~80区画程度の小規模な分譲地で空地の多い、山武ではどこでも見かけるようなありふれた分譲地の一つなのだが、この分譲地の奥に奇妙な一画がある。同じ様式の建物が数棟並んでいることからおそらく建売住宅であると思われるのだが、建築が途中で放棄され、既に長年が経過しているのか建物には蔦が絡み、敷地内には樹木が剪定もされることなく伸びるがままになっている。

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