ウツロギ峠

ウツロギ峠

[1] ウツロギ峠

Webページ

[2] ウツロギ峠 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%AD%E3%82%AE%E5%B3%A0

ウツロギ峠(ウツロギとうげ)は福井県敦賀市内の福井県道209号五幡新保停車場線の分断区間上にある峠である。標高は170m。

[3] 道路レポート 福井県道209号五幡新保停車場線, , http://yamaiga.com/road/fpr209/main3.html

2015/9/14 16:15 【現在地】

起点から約1.6km、配水池からはおおよそ200m、峠までは残り500mまで迫ったところ。

序盤の状況や、地図上の破線という表記具合を見れば、ここまで予想以上に頑張ってくれたとは思う。だが、ついにここで軽トラですらも通行を躊躇うような状況が現れてしまった。

大きく崩れている訳では無いので、どうしても通行したいという人ならば、多少の地均し作業をして先に行けると思うが、この直前で全ての軽トラの轍が途絶えており、そこまでして通っている車も無いようである。

もちろん、オフロードバイクとかなら、まだ問題は無い。

だが、一応は供用済みの県道を、県道として評価するなら、やはり乗用車程度は通れなければ、「通行可」と言うことは出来ないだろう。

不整地に強い特定の車種(自転車含む)や徒歩で通れるだけでは、廃道状態だと言われてもやむを得ない。

轍が途絶えたこの地点がどういう場所なのかと言えば、山間部に入ってから今までずっと道の右側にあった小さな沢を渡って、これからは左側に谷を見るようになる遷移の地点である。

とはいえ、地形図に水線が表現されていないほどの小さな沢の源流付近であり、渡るといっても橋はおろか暗渠さえないのだ。

ただ無造作に交差するだけで事足りているのだが、稀には出水があるせいで、この場所の路面が特に荒れているのだろう。

また、もしかしたら昔はこの場所にも狭い水田があったのかも知れない。

なぜかここだけ木が生えておらず、小さな草地が広がっていた。

今までとは反対に右山左谷となった道は、廃道と断言するほど悪くはないが、さりとて現役と言うにも心許ない微妙な荒れ方&草むし方で、続いていた。

序盤と明らかに違っているのは、かなりの急坂であるという事だ。

私は今日ここまでの長い走行で、もう出尽くしたのではないかというくらい汗を掻いており、夕暮れ近いこの時間になって、ようやく暑さと一緒に発汗も落ち着いていたのであるが、風の全くない鬱蒼とした谷をほとんど直登するに等しい急坂にしごかれては、たちまちのうちに汗を吹き出すのもやむを得ないことだった。

まあ、夏の峠越えをしているのだから、汗が出ない方が不健全だよな。

あと数百メートルで峠のはず。

辿り着きさえすれば、あとはもう自動的に休憩時間となる。それでも旅を進められるのは、

[4] かえる道, , http://historia.justhpbs.jp/kaheru1.html

平安初期の天長7年(830) 木の芽峠ルート が開発される以前、敦賀郡(古代松原駅)から南越前町今庄(古代鹿蒜駅)への古代道は鹿蒜道(かひるみち)であった。木の芽産地の嶺から嶺 鹿蒜道は 敦賀市街〜樫曲〜越坂〜田尻〜五幡浜〜杉津浜〜山中峠〜新道(南越前町)〜今庄をたどった。 を辿る陸路のほかに、敦賀津から海路で五幡、杉津の浜に着き、山中峠を越えた。古代、木の芽山地は「かへる山」と呼ばれ、古歌に多く詠まれている。鹿蒜道は「万葉の道」とも呼ばれる。

可蒜流廻(カヒルミ)の 道行かん日は 五幡の 坂に袖を振れ われおし思わば 『万葉集』大伴家持

[5] ウツロギ峠・利椋峠, , http://www.geocities.jp/y_ogawa_99/100320uturogi.htm

北陸の峠道

万葉の道 ウツロギ峠・利椋峠 そして 五幡山

久しぶりのそして今年初めての峠歩きは、まだ木の芽峠が通じていなかった頃の北陸道の

峠二つ。 そして清少納言の枕草子に名前が出ているという五幡山(428.7m)を歩いた。

大伴家持が越中守として赴任するとき詠んだ歌の中の「五幡の坂」というのは、この二つの

峠を指すのではないかと言われている。 当時は敦賀から樫曲〜越坂〜田尻〜ウツロギ峠〜

五幡〜挙野〜利椋峠(とくらとうげ)〜阿曾〜杉津〜元比田そして山中峠を越えて今庄に出た。

ウツロギ峠への道は、田尻からは舗装されて車で行けるが、今回は利椋峠も歩きたかった

ので、五幡の海岸に車を置いて、集落の中を行く細い道へ入った。宿屋や西勝寺の前を通る

多分昔からの道ではないかと思う。

五幡のバス停の前、信号を右へ入る。すぐ後ろに見える尾根の鞍部が利椋峠。

集落を外れて谷間をなだらかに登って行くが、雪解けが終わったばかりなので轍の跡を水が

流れて、この時期歩きにくい。峠の少し手前に古い石灯篭と石仏があって峠道らしい雰囲気だ。

ウツロギ峠への道

しかし、ウツロギ峠の石仏は広く舗装された処にあって万葉の道としては雰囲気が無いのだ。

石仏の横に登山道があり、五幡山へ向かう。送電線の巡視路としても整備されているので歩き

易く、気持好く歩けた。あまり展望は無いが、シニア向きと云うか、山頂までゆっくり歩いて1時間

で、山頂らしくないが四等三角点(点名・蛇岩)がある。

ウツロギ峠の石仏

とても気持ちの良い尾根道

五幡山の四等三角点

そこでゆっくりとコーヒーなど飲んでから、戻って五幡の式内五幡神社へ向かう。ここは当時の

旅人が旅の安全を祈ったと言われる。 ここで昼近くになったので凄い風の中で昼食とした。

式内五幡神社

神社の松たけ石に大伴家持の歌が刻まれている。

「可敝流廻( かえるみ )の道行かむ日は五幡の坂に袖振れわれをし思はば」 (万葉集巻十八)

挙野の集落は家が少ない。集落を抜け舗装された道を谷間に入ると、昔の狭い段々畑の石垣が

見られる。やがて舗装が切れると間もなく道が判らなくなった。細い沢伝いに登れば間違いないと

思ったが、歩きにくいことこの上ないので、竹林の中を登る。

地図には破線があるが、それが尾根を越える処が峠だと思っ

[6] ウツロギ峠 - Wikipedia, , https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%AD%E3%82%AE%E5%B3%A0

概要 [ 編集 ]

福井県道209号は分断 県道 であり、このウツロギ峠附近は県道に指定されていない。しかし端点から先の道路上にあり、将来的に道が改善され車両の通行が可能になった際はこの区間も県道指定されるものと思われる。標高は高くは無く勾配もきつくないので、 万葉集 にも詠まれたこの地を歴史探訪をする人も見られる。 山中峠 や 木ノ芽峠 のあるこの附近は歴史的にも 関所 や難所が多く見られるため、 ハイカー がよく訪れる場所である。

名前の由来 [ 編集 ]

峠附近にかつて杉の大木があり、大きな 洞 が開いており、その様を「空ろ木」と呼んだことからその名がついたという伝承がある。

道路状況 [ 編集 ]

県道209号の起点である五幡交叉点が非常に狭路であり、車両での通行は困難である。また 2007年 現在、峠を新保側に少し越えた辺りで敦賀市土木事務所により通行止めのゲートが設置されている。徒歩で越えることは可能ではあるが、路肩が崩壊している箇所もあり、注意が必要である。標高や勾配よりも道自体の未整備のほうが問題の峠である。

関連項目 [ 編集 ]

日本の峠一覧

福井県道209号五幡新保停車場線

[7] ウツロギ峠 ( その他趣味 ) - この道往けば - Yahoo!ブログ, , http://blogs.yahoo.co.jp/rin7574/4904825.html

敦賀市東部の沿岸部を走る 国道8号 と山間部を走る 国道476号 とをショートカットするように指定されているこの路線は、僕に初めて県道制覇において「挫折」を味あわせてくれた路線です。

[8] ウツロギ峠 - ヤスジロウ ★ Diary, , http://blog.goo.ne.jp/fukuda5197/e/3507e5ce402c523c0bae54392654352c

14・8・31 Sun

とくにどこへ行きたいという所があるわけでもない。 休日は家で仕事の疲れを癒すという選択肢も それはそれでわるくない。

なのに バイクに乗りたいという衝動がわいてくるものだから、 とにかくよさげなルートはないだろうかと考えながら とりあえずバイクに乗って出かけた。 なんとなしに日野川沿いを北上して途中から越前海岸に向かった。

大味から越前海岸を南下しているうちに、 なんとなく杉津や松ケ鼻の景色がみたくなってきたので しおかぜラインを通って杉津集落を経て国道8号線へ。

8号線を走りながら思い出した。そうだ ウツロギ峠への道がたしか五幡から あったはずだ、と。 以前から気にはなっていたけど訪れる機会もなかったので、今回のライドで通ってみるのもいいかも

国道沿いの五幡集落の山際にある寂れた舗装道をゆくと すぐに道は未舗装となります。 先ごろの雨で路面は所々ぬかるんでいるようです。 ぬかるみの所は担いで越えてゆきました。

一昔前までは軽トラで行き交いも出来たらしいのですが、 今では道も荒れ気味です(徒歩での通行には何の支障もないです)。

途中には祠もあります。 拝んで峠をめざします。

頭上の樹林が開けてくると峠になり、峠の向こうは舗装路↑です。

快適な舗装路を下ってゆくと田尻集落です。 ここでドロドロになったバイクのタイヤを洗うついでに休憩 あとはお化けトンネルを経て帰りました。

体は疲れたけど、気分は癒されました

[9] セロー寄り道日記:福井の廃県道209号 ウツロギ峠 Reverse編, , http://serow353.naturum.ne.jp/e2453281.html

2015/05/11(月) その4

204号のあと、すぐ近くに控えている同じような廃県道209号へも寄ってきました。

正式名は 福井県道209号五幡新保停車場線 という名前。

途中には「ウツロギ峠」があります。

リンク先のWikiによると

>> 起点からすぐ、五幡集落内を縦貫する。集落内は小型車両1台が辛うじて通れる程度の狭隘道路であり、集落内にある寺院前の広見を除いて、自動車の行き違いは不能である。集落末端部からは舗装路が途切れてダートとなっており、この路面状態はウツロギ峠まで続く。ウツロギ峠の前後は車両交通不能区間となっている。

これも前記事の204号と同じく、2013年7月に突破しています。

このときは 敦賀市から日本海方向へ進入 しましたので、今回は海からのReverse編

つづき↓

つづき

国道8号、五幡の集落の中央に立派な道路ができてました。

左折すると出鼻をくじかれるデカイ看板

「この先 県道行き止まり」だそうです。

まっすぐ行くと確かに行き止まりですが、少し南方向から山に入る道があります。

確かに4輪はかなり厳しい道ですが、セローなら問題なし!!

しかし狭い! とても県道とは思えません。

地図には県道としてしっかり載ってるんですが・・・

セローと比較して狭さが分かるかと。

古い街道らしく、お地蔵様がありました。

さらに進むとこんな状態に。

向かって右側のトラックが溝になってます。

ウツロギ峠に到着

田尻側の入口がこれ

R476との分岐はこちら

2013年の訪問時は7月だったからか、もっと草が伸びて周りも薄暗かった印象がありましたが、今の時期はそうでもなかったです。

こういう林道は時期によって表情が変わるので楽しめますな。

あ、林道ではありませんでしたね。失礼。

れっきとした県道でした。

以上、5月11日 廃県道のレポでした。

[10] 峠データベース・詳細表示:ウツロギ峠(福井県敦賀市五幡/田尻), , http://pdb.the-orj.org/view.php?no=1475
[11] 隧道レポート 国道8号旧道 阿曽隧道(旧黒崎トンネル), , http://yamaiga.com/tunnel/aso/main2.html

2015/9/14 15:17 【現在地】

見事な二次放物線のアーチを描き出した石造の坑門。

ただし、放物線云々というのは「廃道本」で読んだ記憶から導かれた言葉であり、肉眼でアーチ形の正確な区別をするのは不可能だ。

例えば、多心円アーチと呼ばれるものと、二次放物線アーチの区別は、正確な測量でもしなければ難しいといわれる。

一般的にアーチの高さ(ライズ)に対する幅(スパン)の比をライズスパン比といい、半円アーチで1/2となる。扁平になるほど数字が小さくなり、扁平アーチと総称する。アーチ橋と呼ばれるものは、ほぼ例外なく扁平アーチである。

逆にライズスパン比が1/2より大きな値を取るものは縦長なシルエットになり、 尖頭アーチ と総称される。

なお、アーチとして最も安定した構造は半円アーチで、そこから離れるにつれて徐々に構造としては不安定になっていく。

…といったところが、私の中の一般的なアーチに対する理解である。

補足として、鉄道用の暗渠にはそれなりの頻度で尖頭アーチが用いられるのであるが、これには理由があって、大正5(1916)年に国鉄が制定した「混凝土拱橋標準」という示方書に、半卵形アーチやビリケンアーチと呼ばれる尖頭な多心円アーチが制式されていたためである。しかし、本隧道は明治の作であることや、多心円アーチではなく放物線アーチとされていることなどから、両者に直接の関係は無いだろう。ただし、尖頭アーチに至った技術的根拠には重なる部分があるかも知れないが、不明。

数学的な興味と、技術的な興味と、単純な珍奇なものへの好奇心という、三重の魅力で私をしばし釘付けにした石造放物線アーチであるが、やがて我に返って、通常の探索を続行する。

まずは首を上に向けての坑門観察。

アーチ、スパンドレル、帯石、笠石などといった石造坑門の標準的な構成要素が見て取れたが、その全体を覆い隠してしまうほどに濃緑色のツタが勢力を強めていて、お洒落な洋館のような洒脱した雰囲気を醸し出していた。代官山ってカンジ(←無根拠)。

なお、こびり付いているツタは、季節によって紅葉し落葉もする種類なので、この雰囲気も夏に訪れた故の個性だろう。

悪い印象はない。というか、素直にかっこいいと思った。

ただし、ツタのせいで肝心の扁額が読めなくなっていたら残念だったのだが、どうやらそもそも扁額は無い

履歴

[12] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24343926367363348

メモ