1983年徳島県生まれ。大阪在住。エアコン配管観察家、特殊コレクタ。日常的すぎて誰も気にしないようなコトについて考えたり、誰も目を向けないようなモノを集めたりします。
前の記事: 決めろ必殺技! コマンド入力できるキーボードを作った
> 個人サイト NEKOPLA Tumblr
大阪に来たら港湾部を巡るべき
大阪に住んでいると、「大阪の観光名所ってどこ?」とよく聞かれる。大阪城、通天閣、道頓堀、USJ……そういうガイドブックに載ってる定番スポットもいいのだけど、水都・大阪の神髄は港湾部にあると言っていい。
ひとつ、巨大なアーチ型水門!
ふたつ、無料で乗れる大阪市営の渡船!
みっつ、とぐろを巻く巨大なループ橋!
大阪の港湾部では、大型船舶が通行できるよう水門は独特なアーチ型をしており、架かっている橋も軒並み巨大だ。そしてそのデカすぎる橋のせいで歩いて川を渡るのが困難なこともあり、いまでも地元民の足として、市営で渡船が運航されている。
当サイトでは、すでに アーチ型水門 や 渡船 を巡っているので、詳しくはそちらを見ていただくとして……今回は「巨大なループ橋」にスポットを当ててみたい。
旅のお供、電動レンタサイクル
とはいえ、先に挙げた名所はパラパラと点在しているため、一気に巡るのは体力的にも時間的にも厳しいという課題があった。ループ橋もいつか巡りたいなあと思って目星は付けていたものの、車がないとなかなか行きづらい場所にあって、いままで二の足を踏んでいた。
それが最近、この悩みを解決してくれる頼もしき相棒があらわれたのだ。と言ってもそんなに大層なものではなくて、「電動アシスト自転車のレンタサイクル」である。
いまさらではあるけれど、電動自転車は便利だ。しかも単にレンタルできるだけでなく、各所で乗り捨て可能というサービスが開始されたことで、行動の幅が一気に広がった
最近たまたま HUB chari というレンタサイクルの存在を知った。大阪市内に45ポート(2018年10月現在)あり、どこでも自由に乗り降り可能だという。これを見た私は、まさに水を得た魚である。ループ橋を巡る機運が高まっていると感じた。
徒歩で巡ると、移動距離に制限がかかって、どうしても「点」での観光になりがちだ。でも電動自転車があると、もう少し広がりを持った「面」での観光ができるようになる。特に大阪の