北高架商店街

北高架商店街

[1] 北高架商店街

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[2] 別府温泉が衰退を乗り越えた3つのワケ (4ページ目):日経ビジネスオンライン, , http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/261527/100100004/?P=4&mds

高架下の寂れた商店街がアートで生まれ変わり、若者が集まってイベントをしたり、新たに店を出す経営者が増え活性化しているというニュースを目にしたのは2012年頃。その時見たウェブの記事には、わずか50メートルほどの小さな商店街の入り口や壁、床や天井、トイレなどがアートな空間に生まれ変わり、おしゃれなカフェや今は珍しいレコード店などユニークな店が集まっており、とても魅力的に見えました。

今年になりようやく実際に行ってみる機会を得たのですが、リニューアルから3年が経過した現在、そこがどうなっているのかに興味が移りつつありました。商店街活性化の成功事例とされるものの多くは補助金を当てにした一過性の事業で、シャッター通りの根本的な解決には至る例はほとんどありません。

高架下の商店街というと駅舎のそばの割と目につくところにあるように思いますが、実際には北高架商店街は駅からは見えない、目立たない駅裏の暗い通路から高架下の自転車置き場を縫っていった先にありました。レトロな看板とシンボリックな鳥の絵を見つけ、中に入っていくとそこは思っていた以上にキュートで愛らしい空間でした。

活性化のきっかけを作った2011年オープンの「CUE CAFE+(キューカフェ)」も変わらずそこにありました。年3回衣替えされるという装飾アートは商店街の小さな空間とマッチしており、そこにそれぞれ個性的な店が連なって一つの宇宙のようになっていました。3年経っても寂れておらず、随所に惹きつけるものがありました。

中でも目を惹いたのは6月~9月まで毎週土曜日に開催される「夕涼み」イベントの案内でした。商店街のイベントはほとんどが年1回のお祭りで、定期的に開催されるものは極めてまれです。北高架商店街では2012年から毎週土曜日に誰でも参加できるフリーマーケット「Slowly Market」を開催しており、「継続性」を非常に大切にしています。しかし、そうした考え方が最初からあったわけではありません。

キューカフェがオープンした後、しばらくしてここに移転してきたブック&レコードショップの「ReNTReC.(レントレック)」の日名子英明さんは当初、シェアスペースを持ちたいという希望はあっても、まちづくりという考えはなかったといいます。きっかけは商店街の暗く汚いトイレをきれいにしたいと壁や天井を白く塗ったこと。そして地元で活動

履歴

[4] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24140404092998782

メモ