丹後王国タワー

丹後王国タワー

[1] 丹後王国タワー

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[2] 放置11年、廃墟のタワー 京都・京丹後、異様な存在 (京都新聞) - Yahoo!ニュース, , http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000007-kyt-l26

今春に運営会社と名称を新たに開設した道の駅、丹後王国「食のみやこ」(京都府京丹後市弥栄町)が、初年度の入場者数の目標20万人を4カ月足らずで達成する華やいだ雰囲気の中、2004年の台風被害の損傷で11年間も放置された市所有展望台「丹後王国タワー」が、一層に異様な存在でイメージを損なう。その現状をリポートし、市の活用策検討の状況を伝える。

■台風被害、板壁吹き飛ぶ

丹後王国タワーは1998年に完成した高さ約30メートルの円筒形建物で進入路からも一望できる。道の駅の運営会社「丹後王国」の渡辺秀信営業担当マネジャーは「目立つので、見かけた客が上がりたいと訪れる」と誘客の効果を話す。

近づくと外観は最上階の4階にガラスの外壁が残るが、板壁が吹き飛んだ3階から下は風雨にさらされ損傷が進み鉄骨に赤さびが目立つ。渡辺さんは「一目で長年、放置されているのが分かる。施設案内に載っており、利用できると思って来た人が驚く」と顔を曇らせる。

渡辺さんの案内で1階の扉を開けて中に入ると、屋内の床に水がたまり雑草が茂る。階段ステップは鉄の腐食で膨張して床材がめくれ上がっていた。保管されていた展示用とみられる木製ケースは腐って崩れ、1羽の鳥の死骸が転がっていた。

階段を上がると眺望が開け、4階からは同市網野町の漁港や海が見渡せ、その絶景に驚く。渡辺さんは「この景色のことも話すと残念に思い、よけいに上がりたかったと話す客もいる」といい、「十分な説明ができず、何年も同じ対応の繰り返しでつらい」と遠くを見詰めた。

同市の池田惠一市議は6月定例市議会の一般質問で、タワーが使えないため、丹後王国の敷地34ヘクタールのうち市所有の7ヘクタール内にある古代植物庭園や水田、ビオトープなど全体の活用が滞っている、と指摘した。「財政難で解体も修復もできなかったのだろうが、これほど長期間放置してきたことは常識外れだ」と苦言を呈する。

■大学が活用策3案提言

府が丹後王国の改修計画を進めていた昨年度、市は京都工芸繊維大にタワー活用策の検討を依頼。結果の提言は年末に受け取っていたが、池田市議は「府が市に意見や要望を求めていたが、活用するなら歩調を合わせるべき。余りに対応が遅く責任が問われる」とあきれる。

本年度から所管を引き継ぐ市農政課によると、その提言の具体的内容は市議会にも非公開だが、ロッククライミ

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[3] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24140404086556165

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