上野尻発電所

上野尻発電所

[1] 上野尻発電所

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[2] 橋梁レポート 西会津町の旧柴崎橋 再訪編, , http://yamaiga.com/bridge/sibazaki/main2.html

皆さま、この写真の橋をご存知だろうか。

福島県西会津町の阿賀川に架かる 旧柴崎橋 だ。

本邦に現存する道路用廃トラス橋としては最大級の規模を有する。

ただ、最近のレポートでは無いので、ご存知の無い方も多いだろう。

そんな方はまず こちら 、そして歴史解明編の こちら をご覧頂きたい。

最初の探索は平成18(2006)年に行い、そこで強烈な“平均台渡橋”を成し遂げた。

そして平成20(2008)年にも訪れ、この時は渡らなかったが、多くの写真を撮影したほか(左の写真もその時の撮影)、「西会津町史」に本橋の架設に関する記事を見つけ、昭和13年竣工などの新事実が判明した。

だが、実はこの2回の探索でもまだやり遂げていないことがあった。

それは…

私はまだ、あの岸辺に立ってない!

写真は下流から撮影しているので、阿賀川の左岸である。

そしておそらくあそこには、本橋に残された 最大の謎 を解き明かすヒントがある。

誰もが本橋を見た時に感じるであろう疑問。

「あの左岸の桁の傾きは最初からなの?」

…というもの。

鬼気迫る廃トラスの威容から、つい「廃橋故の傾斜」と決めつけて仕舞いがちな傾斜部分であり、事実、前回のレポートではそう書いている。

だが、実際の所はよく分かっていないというのが真相だ。

あれはナチュラルボーンの傾斜桁なのか、橋脚の故障による傾斜なのか。

(もし生来の傾斜桁だとすれば、それはそれで「珍しい作り」として、新たな評価に繋がるだろう)

最初の探索では危険を冒してトラスを完渡し、あの傾斜桁の上に立ってさえいるのに、なお解明できていないこの“謎”。

そいつを解明する為には、傾斜桁やそれを支える橋脚を、もっと間近に観察する必要があった。

これは現在の地理院地図に見る旧柴崎橋の周辺である。

私がこれまで二度訪れながら、左岸の橋頭に立たなかった理由であるが、単純に辿るべき道が見えなかったことと、遠目に見ても左岸一帯は猛烈な草藪で、踏み込むことが躊躇われたことが挙げられる。

この地図の通り、橋の左岸橋頭は県道から100m以上離れていて、道が通じていない。

旧柴崎橋が現役だった当時の旧版地形図では、もちろん道は描かれているのだが、その道が今では判然としない。

旧道はどこへ行ってしまったのか。

だが、このままでは進展は無い。

そこで今回、意を決し

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[9] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24140404084961204

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