接岨湖

接岨湖

[1] 接岨湖

Webページ

[2] 廃線レポート 大井川鐵道井川線 接岨湖水没旧線, , http://yamaiga.com/rail/sessoko/main3.html

2010/4/20 8:51 【現在地】

左の写真の梯子には、皆さん憶えがあるだろう。

第26号隧道の探索を完了し、水没旧線の一方の端を極めた私は、当然のようにもう一方の端を目指して再スタートする事になった。

冒頭で述べたとおり、一連の旧線の長さは5.6kmもの長さに及んでいた(そして探索済みの長さはおおよそ450m)が、この全てを今回探索出来る可能性は全くない。

ここから1km内外の至近の距離で、「水没」という結末を迎える事は確定的だった。

これから向かうのは、極めきれないという意味において私の敗北の確定した世界。

だがこの時の私は、少しも悄(しょ)げた気分にはなっていなかったと思う。

それは、なぜか――

――それは、見たことのない光景に出会えそうだという大きな期待感だ。

「レールごと廃線跡が水没していく風景」

そんな“夢のようなシチュエーション”が、この先に待ち受けている可能性は高いだろう!

しかも、楽しみはそれだけではなかった。

事前情報の地図によれば、この先にも多くの隧道があるはずだった。

さらに!! 前方の湖岸線には、ずっしりとした迫力を持ったプレートガーダーの側面が見え隠れしていた。

これで興奮するなというのは、土台無理な相談だった。

橋、隧道、水没、――全て私の好物なんだから!

湖畔の廃線跡をひとり歩く。

ここがレールやバラストを残す、おそらく現役当時と変わらぬ姿のままに放置されてから約20年が経過している。

この時間を長いと見るか短いと見るかは人それぞれであろうが、個人的には「まだ若い」廃線跡だと感じる年月だ。

しかし、路盤はそんな「若さ」を感じさせない程度の風化を進めていた。

もとが頑丈であったためだろう。大きく崩れていることはなく、そういう意味では確かに20年目の風景だったが、路盤からレールを覆い隠してしまうほどに降り積もった土砂の厚みは、落石や土砂の流入が頻繁であることを感じさせた。そしてそこには草が根付き、樹木が育ちつつあった。

せっかくレールが敷かれたままだということも、遠からず忘れられてしまうと思い、寂しかった。

同じ月日の経過であっても、それが与える変化の度合いは、環境によって天と地ほども変わるのだということを、現役同然に見えた隧道内の風景を思い出しつつ考えた。

所々に露出しているレールに言葉をかけながら、

[5] 奥大井湖上駅 - Wikipedia, , http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E5%A4%A7%E4%BA%95%E6%B9%96%E4%B8%8A%E9%A7%85

概要 [ 編集 ]

海抜は490m [2] 。 長島ダム のダム湖である 接岨湖 に突き出た半島状の陸地の突端に位置する。この場所はダム建設以前に谷が大きく蛇行していた部分の尾根にあたり、駅および鉄橋の湖底(つまりかつての谷底)からの高さは70mもある。

前後を2本の巨大な鉄橋「レインボーブリッジ」(東京港の「 レインボーブリッジ 」より先の開通である。そちらとの区別のため「奥大井レインボーブリッジ」とも)に挟まれ、また周辺に民家等はなく、さながら陸の孤島の様相を呈している。このため「 秘境駅 」に数えられることもある。

この駅は井川線の一部が長島ダムの建設によってダム湖に沈むことから 1990年 に新線に移設された際、新駅として開業したものである。駅構内および鉄橋上からは、ダム建設による切り替え前の旧線の橋が散見できる。

駅構造 [ 編集 ]

単式1面1線のホームを持つ。ホームの一部は橋梁上にもせりだしており、駅名通り「湖上」となっている。

駅の出入口は接岨峡温泉側の鉄橋に併設されている歩道で、これを渡ると階段・山道を経由して 静岡県道388号接岨峡線 に出ることができる。県道には当駅の駐車場も用意されており、駐車場と駅との間は片道で20分ほどの時間を要する。利用者はほぼ全員が観光客であり、当駅や展望の良い丘や橋を通ること自体が人気のウォーキングコースとなっている。大井川鉄道では当駅から接岨峡温泉駅までのハイキングコースを案内している [2] 。

当駅のホーム上には、Happy Bellという「幸せを呼ぶ鐘」がある。この鐘の脇には恋人が愛を誓って錠前をかける場所が用意されており、大井川鉄道ではこの錠前・鍵を販売していた。(2013年1月現在販売は終了している) [2] 。

駅周辺 [ 編集 ]

天狗石山

レイクコテージ奥大井

駅から少し登ったところにある展望施設で、駅周辺唯一の建物。2階建てで1階は休憩所とトイレ、2階は展望台という構造。冬季は閉鎖される [2] 。

歴史 [ 編集 ]

1990年 ( 平成 2年) 10月2日 - 開業。

2001年 (平成13年) - 中部の駅百選 に選定される。

隣の駅 [ 編集 ]

大井川鐵道

井川線

ひらんだ駅 - 奥大井湖上駅 - 接岨峡温泉駅

その他の特徴 [ 編集 ]

1990年 10月2日 に アプト式 を採用した

履歴

[6] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24058370944286529

メモ