上平尾区画整理

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[1] 上平尾区画整理

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[2] 行先は「区画整理」? 一風変わったバス停が東京に登場 | 乗りものニュース, , http://trafficnews.jp/post/37517/

2014年12月、小田急バスに一風変わったバス停が誕生しました。名前が地名ではなく、区画整理事業の事業名なのです。どういう経緯で誕生したのでしょうか。

小田急バス 新08系統 上平尾区画整理行き 人々が生活している土地に根付いて運行される路線バス。住民の足として重要な交通機関のため、街が産声を上げたときから新設される路線が数多くあります。

2014年の12月にも、小田急バスに「新08系統 上平尾区画整理行き」という路線が開設されました。神奈川県川崎市麻生区にある小田急電鉄新百合ヶ丘駅から、東京都稲城市で開発されている「多摩都市計画事業稲城上平尾土地区画整理事業」の現場に向かう路線です。

この事業は、いままで農地や山林だった場所の地権者が組合を設立し、街づくりを行うものです。乱開発が行なわれないよう、自治体に土地を提供して道路やガス、水道といったインフラの整備、生産緑地の集約化などを行い、計画的に街づくりをすることを目的としています。

現在はいくつかの区画で住宅が竣工して、段階的に野村不動産が「プラウドシーズン栗平」として住宅の分譲を行なっています。

東京都稲城市に生まれた「上平尾区画整理」というお堅いバス停(撮影:海老塚 土史木)。 さてこの場所へバス路線を開設するにあたって、停留所の名前はその分譲地名である「プラウドシーズン栗平」にすることも考えられますが、実際には「上平尾区画整理」という事業名が採用されました。なぜこのようなお堅い名前のバス停になったのでしょうか。

また稲城市によるとこの区画整理事業は、2017年度までの予定とされています。街が完成して事業が終了したとき、はたしてこのバス停はどうなってしまうのでしょうか。小田急バスにうかがってみました。

[3] 行先は「区画整理」? 一風変わったバス停が東京に登場 | 乗りものニュース, , http://trafficnews.jp/post/37517/2/

小田急バス新08系統、今後の行き先は? バス停名の決定に至った経緯について小田急バスにうかがったところ、「稲城上平尾土地区画整理組合殿をはじめとする、関係各位と調整のうえ決定いたしました」とのこと。バス停の名称は、必ずしもバス事業者だけで決めるわけではないそうです。

また今後、このお堅いバス停の名前がどうなるかについて、現時点で具体的な予定はないとのこと。まだしばらくは、「事業名が行先」というちょっと変わった光景が見られそうです。

建設が進められている上平尾区画整理バス停付近から京王相模原線若葉台駅方向への道路(撮影:海老塚 土史木)。 また現在、都市計画道路の「多摩3・4・17号坂浜平尾線」が上平尾区画整理バス停付近から京王相模原線の若葉台駅方向へ建設中です。この道路が開通した場合、バス路線の若葉台駅、もしくは稲城駅への延伸があるかについては「街づくりの状況から、時期をみてその都度検討してまいります」ということでした。

街の発展と共に成長していくバス路線。その変化を見守ることも、バスの楽しみかたのひとつかもしれません。

【了】

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