2015年04月17日 09時00分00秒
謎の「穴」が山手線の電車&駅構内に突如として出現、その正体とは?
それまでは気配さえなかったのにある日突然謎の「穴」が出現することがありますが、JR山手線の電車にも4月17日から謎の穴があいています。一体どういうことなのか、実際に見てきました。
JR山手線、大崎駅に到着。
ホームに立ってみましたが、特に変わった様子はありません。
キョロキョロしていると電車が入線してきました。
停車。とりあえず車内に入ってみると……
穴があいていました。
通常であれば製品の広告が掲載してあるはずの中吊り広告の真ん中に、何かが突き抜けたような謎の穴があいています。「穴が印刷してあるのか?」と思いしげしげ見てみましたが、確かに「穴」は本物で、広告の向こうにある天井が見えていました。
手をかざしてみるとこんな感じ。
車内をどんどん突き進んでいくと……
車両の突き当たりの中吊り広告にはレッドドラゴンがめり込んでいました。
ということで、全国の駅構内や電車内372カ所に穴を開けまくっていたのはモンスターストライクのレッドドラゴン。この他にも車内にはレッドドラゴンの姿があちこちに見られました。
実は電車の外観も普段とは違う仕様になっていました。以下のムービーから電車が入線してくる様子を確認できます。
モンスターストライクのラッピング電車の外観はこんな感じ - YouTube
また、山手線の電車内だけでなく、渋谷駅・東京駅・池袋駅・梅田駅・名古屋駅・博多駅などの駅構内や羽田空港内にも、突如として謎の穴が出現し、外の景色が丸見えになっていました。
池袋駅からは国会議事堂
梅田駅からは大阪城などが見えるようになっていました。
全国各地のポスターを見ると分かるのですが、これらの広告は全て「同じデザインのポスターを貼っている」のではなく、「全国372カ所で、実際の壁の状態に合わせて」作ってあるという気合いの入りっぷり。広告を貼る全ての場所をカメラマンが実際に撮影し、総製作時間1637時間をかけて質感や小さな汚れまでもを再現しています。
ポスター1枚の製作手順は以下のような感じ。まず駅に向かい……
ポスターを壁に溶け込ませるため、壁の目地から目地までの距離を測定し、厳密にポスターに反映させていきます。
「G3の位置はこんな色合