十二ノ森公園

十二ノ森公園

[1] 十二ノ森公園

Webページ

[2] 道路レポート 十二ノ森公園の謎の道, , http://yamaiga.com/road/ozetokura/main.html

ちょっと右の地図をみておくれ。

愛用している「スーパーマップルデジタル ver.11」の画像なんだが、中央付近の山の中に、この場所には似つかわしくない注記がある。

「野球場」「並木公園」「十二ノ森公園」の3つだが、下地の等高線はかなり険しく描かれており、2つの公園についてはともかく野球場というのは流石にこんな場所に作れるだろうか?

麓の道からは140mくらい高いところだぞ。

それに、いくら縮尺を上げてみても、この3つの場所に行くような道は現れない。

もしかして廃公園とか、そういうのか?

何となく気になったので、行ってみた。

<この場所について>

ここは群馬県利根郡片品村の北部に位置する戸倉地区【周辺地図(マピオン)】で、沼田と会津を結ぶ街道の宿場としてひらけた場所で、現在は尾瀬の玄関口として知られている。

2010/8/23 14:39 【現在地】

私がここに行ったのは8月末の平日だが、一応学生は夏休みの時期である。

そのせいだろう。明らかに尾瀬界隈の通行量は沿道住民の往来を超えていた。

特にここ戸倉は、尾瀬ヶ原へ続く鳩待峠のマイカー規制に伴うバス乗り換え地であり、お土産物屋なども多いことから、混雑といってよいレベルの通行量があった。

写真の地点は戸倉の中心部、尾瀬ヶ原へ向かう県道63号と尾瀬沼へ達する国道401号の分岐地点手前で、右側に駐車場や土産物屋などが所狭しと並んでいる。

そしてその一角に、「十二ノ森公園」の真新しい案内板が建っていた。

「ああ、なるほどね。」

さっそく謎は解けてしまった。

地図に道が描かれていなかったのは、単に公園が出来たばかりなので間に合わなかったのだろう。

この巨大な案内板からは作りたての匂いがするし、とうてい“廃公園”という感じではないことが分かった。

これは流石にボツかな…。

ん?

なにやらトンネルが有るようだ。

公園の中の遊歩道に。

しかも、この案内板を信じるなら、それなりに長いトンネルのような気がする。

公園に長いトンネル。 なんとなく、“変な風景” が期待される。

まあ、せっかく来たんだし行ってみよう。 「並木トンネル」へ!

というわけで、結局は十二ノ森公園というところに行ってみることにした。

案内板がここにあるくらいだから、それはすぐ近くにある。

左の写真は国道と県道の分岐地点で、私は左の沼田方から来

[5] 道路レポート 大多喜ダム付替町道, , http://yamaiga.com/road/ootakidum/main.html

【周辺図(マピオン)】

房総半島の内陸に位置する大多喜町は、山がちな町域の全体に無数のトンネルが掘られており、関東地方では横須賀市と並ぶ“トンネルの街”である。

が、今回紹介するのはトンネル絡みではない。

戦国時代から城下町として栄えた大多喜町の中心市街地から僅か2kmの位置に計画されていた大多喜ダム関連である。

右図は大多喜ダムに関する千葉県発行の資料からの転載である。

ここにまとめられているとおり、大多喜ダムは夷隅川水系の沢山川を高さ32.5m、幅318mという巨大なアースフィル形式のダムで堰き止め、そこに治水と利水を目的とした17万平方メートル(東京ドームの約4倍の広さ)の人造湖を誕生させる計画であった。

このダムは、平成元年に千葉県が策定した「南房総広域水道事業計画」によって建設が決定された。

計画の背景として、昭和50年代頃の南房総地域では、夏場に集中して首都圏から膨大な観光客(海水浴客)が訪れる事により、毎年のように給水制限が行われる事態となっていたことが挙げられる。もともと南房総には大きな河川が無く、渇水しやすい地域だった。

計画では、香取市の利根川取水堰と長柄町の長柄ダム間に完成していた70kmの房総導水路から、さらに南へ伸びる30kmの南房総導水路を建設し、その終点付近に新たな水瓶となる大多喜ダムを建造することとされた。完成すれば南房総地域の水不足が一挙に解消し、工業用水の拡大、房総リゾート地域整備構想への転用、夷隅川の洪水対策にも寄与すると期待された。

事業は千葉県と、新たに設立された南房総広域水道企業団との共同事業として、進められることになった。

平成3年に大多喜ダム建設が着手され、平成8年からはダム建設現場への進入道路や、水没する町道の付替工事が始められた。

全体の完成予定年度は平成29年度であった。

だが、平成19年に突如、南房総広域水道企業団は用水の需要が当初見込みよりも減少していることを理由に、事業からの撤退を表明したのである。

県はこれを受けて改めて事業再評価を実施したところ、ダムは建設中止が妥当と判断され、平成23年3月4日に大多喜ダム建設事業の中止が決定された。

なお、南房総導水路は平成9年に完成しており、既に利用されていた。

この画像は、既に消去された「千葉県大多喜ダム建設事務所」サイトなどに掲載されて

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