富士川第二発電所

富士川第二発電所

[1] 富士川富士川第二発電所

Webページ

[2] 日本軽金属蒲原工場 富士川第二発電所の巨大なパイプ, , http://www.youtube.com/watch?v=Q4SMWDdHOJY

静岡県内の巨大な構造物

[3] 日本軽金属 富士川第二発電所, , http://www.youtube.com/watch?v=n2uVdexQDXA

東海道線から撮影しました。

[4] 水力発電所ギャラリー 日本軽金属富士川第一発電所 - 水力ドットコム, , http://www.suiryoku.com/gallery/yamanasi/fujigaw1/fujigaw1.html

日本軽金属 富士川第一発電所

所在地:山梨県南巨摩郡南部町井出

交通:JR身延線 十島駅より約1.5km

発電所諸元

歴史

所有:日本軽金属[運開]−日本軽金属[現在]

昭和16(1941)年5月:運用開始

水力発電方式

種別:一般水力

発電形式(落差を得る方法):水路式

発電方式(水の利用方法):流込み式

出力

認可最大出力:42000kW

常時出力:20700kW

水量

最大使用水量:66.00立方メートル毎秒

落差

有効落差:69.88m

設備

水車:立軸フランシス水車×3台 総出力51000kW

発電機:立軸三相交流同期発電機×3台

導水路:総延長16890.5m、主要導水路 幅5.93m×高5.93m、延長16335.4m

上部水槽:縦113.67m×横29.30m×高10.60m

水圧鉄管:内径3500〜2500mm、板厚9〜19mm、延長112.06m、3条

入口弁:バタフライバルブ

放水路:幅5.00m×高5.00m、総延長112.4m

標高

取水位標高:175.10m

放水位標高: 91.50m

面積

流域面積:3040.6平方キロメートル

河川

取水:富士川

放水:富士川第二発電所、富士川

[5] 水の高さ - 僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか, , http://blog.goo.ne.jp/den6blog/e/e8577fcffc4d318fceb997ea7a97b881

2014年3月27日(木)

水の高さ

00 サイフォン構造などを持たない流れでは、水は必ず高い方から低い方へと流れる。遠く隔たった場所へと水を引こうと思ったら、長い斜面を維持したまま水路を引かなければならないわけで、それはたいへんな土木技術だと思う。高低差をちびちび倹約して引き延ばし引き延ばししながら使わなくてはならないからだ。

01 多摩川から取水して武蔵野台地を東に流れ、四谷大木戸の水番所で江戸市中に配水された玉川上水の長さは43キロもある。どれくらいの高さを持つ場所から取水しているのだろうと羽村取水堰まで見に行ったことがあるが、電車で行ってもげんなりするほど遠いことにまず驚いた。

静岡県清水区大内の観音沢川。農地へ水を引く取水口のために、堰を設けて水位調節をしている。

02 静岡市清水区にある日本軽金属蒲原製造所が今月31日をもってアルミ電解事業を終えるという。大量の電力を使うアルミ製錬だが、ここ蒲原製造所は富士川の水を使った自前の発電施設を有することで、電気代の高騰にもかかわらず1940年の操業開始以来、世界有数の工場であり続けたという。

03 東海道線に乗ると富士川駅と新蒲原駅の間に、山の上から下りてくる太いパイプがあり、幼い頃から気になっていたそれが日本軽金属蒲原工場自慢の発電施設である。日本軽金属富士川第二発電所といい、運転開始は昭和18年で、富士川上流の富士川第一発電所で放水した水などをパイプでここまで引いているという。第一発電所は柿元ダムにより安定した発電用水量を確保しているからだ。

04 この富士川第一発電所の放水地点と、富士川第二発電所が水を落とすポイントの高度差がどうなっているか知りたい。玉川上水は武蔵野台地の尾根筋を選ぶことで高さを節約しながら引かれているというが、富士川第一発電所は身延線十島駅と井出駅の間にあり、富士川第二発電所まで直線距離で16キロ以上ある。間に越さねばならない富士川の流れもあるわけで、ふたつの発電所を結ぶ地中の水路はどうなっているのだろうと、Googleの航空写真を眺めながら首を傾けている。

[6] アルミのことなら日軽金|日本軽金属株式会社, , http://www.nikkeikin.co.jp/company/seizou/kanbara-map.html

蒲原製造所は、日本軽金属の各事業部門の複合組織です。 この組織には、

各工場に電力を供給する水力発電所

純度99.99%のアルミニウムを生産する蒲原鋳造工場(偏析部門)

あらゆるアルミニウム製品素材の供給基地である蒲原鋳造工場(鋳造部門)

各種押出製品を生産する日軽蒲原(株)押出工場

コンデンサー用電極箔を化成加工する蒲原電極箔工場

平行流方式のカーエアコンコンデンサーを生産する蒲原熱交製品工場

苛性ソーダをはじめ各種化学製品を生産する蒲原ケミカル工場

・・・および新規事業・開発製品等の生産をおこなう工場があります。また、この地区には、日軽グループの技術開発を担うグループ技術センターを始め、日軽グループの関係会社が活動しています。 テクノロジーカンパニーをめざす日本軽金属グループの、アルミニウム地金から各種加工製品にいたる、複合事業を担う蒲原製造所は、長期にわたって蓄積された技術力を最大に発揮し、自家用水力発電設備を擁するアルミニウムの総合工場として、お客様のさまざまなニーズにお応えしていきます。

敷地面積

459,000m2

操業

1940(昭和15)年10月

水力発電設備

蒲原製造所の工場群を動かす電力の大部分は、自家用水力発電所から供給され、一部不足分は買電に依っています。 自家用水力発電設備は富士川の中・下流域にわたって、雨畑ダム・柿元ダムの高堰堤、槫坪・波木井川・塩之沢・十島の低堰堤、導水路および6ヵ所の発電所からなっており、合計で142,500KWの出力があります。 全発電所が蒲原製造所内の制御室で、一括監視制御されています。

生産品目

電力

設備・能力

富士川第一発電所

[7] 土木学会図書館|土木建築工事画報|第16巻6号, , http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/16_06.html

PDF形式のファイルをご覧いただくには、Adobe社Acrobatが必要です。

Adobe社のホームページから無料ダウンロードしてご利用になれます。

[8] 日本軽金属の送電線2, , http://transmltkbr.sakura.ne.jp/hhsoudennnikke02.html
[9] 轍のあった道, , http://tenere.blog.shinobi.jp/%E6%B0%B4%E7%AE%A1%E6%A9%8B/%E6%9D%B1%E9%A7%BF%E6%B2%B3%E6%B9%BE%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%94%A8%E6%B0%B4%E9%81%93%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E7%AE%A1%E6%A9%8B

富士川の河口から3番目にかかる橋。最下流は国道1号の新富士川橋、次が東海道新幹線富士川橋梁。そしてこの東駿河湾工業用水道富士川水管橋となる。wikipediaのTemplate:富士川の橋では無視されている。

1スパン102m、10径間、橋長1040m。

口径2200mmの水管2本をアーチが支えている。アーチ橋は遠目には優美な形と認識されることが多いので(大正時代に既にそう言われている)、この橋の迫力は真下で鉄塊を見なければ感じられないだろう。

左岸側。堤防と水管の間は1mちょっとか。立ってはくぐれない。

近くで見ると、途端にこの水管の「重さ」を感じる。背後の民家ほどの大きさがある、橋台を兼ねた取り込み口(なんと言うのだろう?)のこのコンクリート塊すら軽く見える。

この橋に流れる水は、釜口サイホン橋で触れた日本軽金属富士川第二発電所の余水を工業用水に転用しているものだ。海岸にある水力発電後の余水をそのまま海に流すのではなく、(おそらく加圧して)他の用途に転用するとは、その規模の大きさに驚く。

工業用地下水のくみ上げが「安全揚水量」の限界に達したことから、1966年に東駿河湾工業用水道建設着手、1970年3月水管橋竣工、1971年12月一部供用開始。水管橋は給水は当時1日68万トン、現在79万トン。計画では131万トン。橋梁の製造者は日本鋼管(現JFEエンジニアリング)だ。

富士市のサイトに当時の市報がPDFで掲載されている。建設中の写真もある。

[10] 水力発電所ギャラリー 日本軽金属富士川第二発電所 - 水力ドットコム, , http://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/fujigaw2/fujigaw2.html

日本軽金属 富士川第二発電所

所在地:静岡県静岡市清水区蒲原

交通:JR東海道本線 新蒲原駅より約0.5km

特記事項

海(駿河湾)へ直接放流している水力発電所です。

発電所諸元

歴史

所有:日本軽金属[運開]−日本軽金属[現在]

昭和18(1943)年4月:運用開始

水力発電方式

種別:一般水力

発電形式(落差を得る方法):水路式

発電方式(水の利用方法):流込み式

出力

認可最大出力:49500kW

水量

最大使用水量:75.00立方メートル毎秒

落差

有効落差:77.75m

河川

取水:富士川第一発電所、富士川

放水:駿河湾

[11] エレクトリカル・パレード(29) 水力発電所はどうでしょう, , http://island.geocities.jp/mayob_e_parade/ep29.html

主に、中部地方の水力発電所について、あれこれ紹介したいと思います。

長野県天龍村にある、中部電力平岡発電所です。最大使用水力毎秒

265トン、有効落差45.65m、最大出力101,000kWで昭和27年に運転を

開始しました。天竜川流域の中部電力の水力発電所では、最大出力を

誇ります。水車発電機は4台です。

発電所建屋の上にあるコンクリートの物体は、鉄管のサージタンクと

思われます。

平岡発電所はダム水路式で、発電所の数キロ上流にある平岡ダムから

水路で発電所まで来ています。ダムから発電所までの本来の天竜川は、

写真のように水がない川となっています。

静岡市清水区にある日本軽金属富士川第二発電所です。最大使用水力毎秒

77.8トン、有効落差77.753m、最大出力47,000kWです。左の写真が

水圧鉄管、右が発電所建屋です。金属(主にアルミ)の精錬には大量の

電力を必要としますが、その電気を自前で発電している模様です。富士川

の水を使用し、上流にも同社の水力発電所があります。

静岡県小山町にある東京電力須川発電所です。落差と水量はわかりませんが、

最大出力6,000kWで2台の水車発電機があります。

静岡県小山町にある東京電力菅沼発電所です。落差と水量はわかりませんが、

最大出力6,200kWで2台の水車発電機があります。発電所建屋は見えません

でしたが、左の写真のような水圧鉄管が見えました。右の写真は配電線

の引き出し用の遮断器などが入っているミニクラッドという設備です。

ここ、菅沼発電所は水力発電所ですが、地域の配電線へ供給する

配電用変電所の役割(いわゆる局配)もあります。

山梨県都留市にある東京電力鹿留発電所です。最大使用水力毎秒

15.707トン、有効落差141.71m、最大出力18,400kWです。3台の水車

発電機があります。

山梨県都留市にある東京電力谷村発電所です。最大使用水力毎秒

15.3トン、有効落差114.54m、最大出力14,700kWです。3台の水車

発電機があります。

山梨県甲州市にある東京電力柏尾発電所です。最大使用水力毎秒

1.5トン、有効落差187.6m、最大出力2,200kWです。1台の水車

発電機があります。

山梨県甲州市にある山梨県企業局袖ノ木発電所です。最大使用水力毎秒

8.5トン、有効落差264.6m、最大出力17,

履歴

[12] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054528545384

メモ