綾戸隧道

綾戸隧道

[1] 綾戸隧道, 綾戸巌穴

Webページ

[2] 隧道レポート 清水国道の“利根郡内にあった隧道” , , http://yamaiga.com/tunnel/ayado/main.html

清水国道には、全部で2本の隧道があった。

群馬県の高崎から新潟県の長岡まで遙か全長170km。

おそらく1本の道としては明治日本最大の新道計画であった「清水国道」(明治18年開通)は、気宇壮大な列島横断道路でありながら、明治初期の土木技術や工期の制約、そして当時の鉄道偏重政策に起因する国家的な予算不足などから、この道には意外にも、山坂を隧道で貫通する場面が少なかった(いうまでもなく隧道は工費が嵩む)。

明治の新道工事と言えば、かの三島通庸(ミッチー)を有名たらしめた「万世大路」(山形〜福島、明治14年開通)に、その象徴とも言える当時日本最長の隧道(栗子山隧道)が設けられた事とは大いに対照的で、清水国道を短命に終らしめた原因の一つをここに見る事も出来る、果敢かつ無謀な“隧道忌避”の設計であった。

しかし清水国道の全体が有名無実に終ったわけでは決してなかった。

確かに列島横断道路としての“核部”である清水峠こそ開通から僅か一冬で車両通行不能になったと言われているが、それ以外の群馬県側や新潟県側のアプローチ部分は今日まで主要道路であり続けている。具体的に言えば、清水国道は現在の国道17号(東京〜新潟)の上越国境部(および高崎以南と長岡以北)を除いた大半部のルーツとなったのがこの道である。

廃道としての清水国道は、清水峠にほとんど集約されているといってもいいくらいである。

序言に戻る。

清水国道には全部で2本の隧道があった。

いずれも名称は不明であるが、そのうちの1本は、清水峠の新潟県側廃道区間内(本谷)にかつてあり、現在も多少の痕跡を留めている事が昨年の探索によって確かめられた。(以後、便宜的に「本谷隧道」と呼称する)

では、残るもう1本の隧道はどこにあり、現在どうなっているのか。

私の知る限りでは、まだ解決されていない(言及自体も見たことがない)この“大問題”が、本稿のテーマとなる。

上記の資料を引用するのはこれが2回目であるが、本谷隧道探索後の机上調査の過程で入手した、清水国道の開通を伝える新聞記事である。

そして現在のところ、この記事が2箇所の隧道についての最も詳細かつ信頼すべき情報源であり、ここには「字本谷と称する地」の隧道(本谷隧道)の後に、もう1本の隧道の所在地を次のように書いている。

“群馬県上州利根郡に属する地に一箇所十余間” …と。

とはいえ

[4] 道路レポート 国道291号 清水峠(新潟側) <リベンジ編>, , http://yamaiga.com/road/shimizu2/main10.html

清水国道新潟側最大の難所と目される「一本松尾根」だが、その困難の原因は言うまでもなく、尾根を越える道が残っていないためである。

明治18年開通時点では、間違いなく馬車の通れる道がこの尾根を越えていたはず。

だが、120年余りを経過した現在、その痕跡は極めて乏しくなっている。

そのため、右図のように、隧道だったのか、尾根まわりの“明かり道”だったのかさえ、明確にし難い。

一本松尾根のルートを、検証してみたい。

仮に、一本松尾根にあったかもしれない隧道名を「一本松隧道」とする。

先に言ってしまうと、私がこれまで目を通した資料の中に、一本松隧道の存在に触れたものは無い。

つまり、既知の資料に関しては全面的に「明かりルート」支持である。

そのうえで、何例かを具体的に挙げてみたい。

なお、全ての引用において任意の補足(括弧書き)・改行・中略・下線および強調を加えたほか、一部現代仮名遣いに改めたものもある。

まずは、これまで何回も引用しているこの資料。

隧道がないことを支持する内容である。

原文を『日本の道』サイト内の「道路法令集」のページで読むことが出来る。

群馬新潟兩縣境清水越新道開鑿之儀伺

明治十四年四月三十日 (中略)

依テ明治十一年始テ實地測量二着手シ

引續當省御用掛宮之原誠藏ヲ派遣シ路脈為取調侯處其地タル所

在深山幽谷ノミニシテ最初ハ容易二良好ノ路線ヲ撰定スルヲ得サリシモ

尚百方探求シ三年ノ久ヲ積ミ其測量モ再三再四二及ヒ

遂二群馬縣下利根郡湯檜曾村ヨリ新潟縣下南魚沼郡清水村トノ間二於テ

尤モ開鑿二適ス可キ良線路ヲ得ルニ至レリ

乃此線路二依リ新道ヲ開通スルニ於テハ

路上勾配モ僅カ三二十二分ノ一ニ止マルガ故二

車馬ノ往來等爲メニ自由ナルヲ得

旦別二鑿隧等ヲ要スル所モ無

之ヲ以テ幾許カエ費二省減ヲ與へ侯塲合モ有之

(中略)

明治十四年三月十二日

内務卿 松方正義

太政大臣 三條實美殿

群馬新潟兩縣境清水越新道開鑿之儀伺 より引用

<問題点>

この文書は、着工の4ヶ月前に調製されたもので、「隧道の必要ないルートを発見できたので経費が節約できる、ぜひ工事の許可を出して欲しい」という意図のものである。

よって、建設途中に計画をやむなく変更した可能性が無いとは言いきれない。

開通後の路線データについては、『群馬県史 通史編8 近代

[5] チミンモラスイ! : [タ]日帰り廃道ガイドBEST3, , http://blog.livedoor.jp/mapz/archives/51864072.html

明日すぐ行ける

日帰り廃道ガイドBEST3

【ロケ地】品川区

【出演】タモリ、堂本光一、山田五郎、木下隆行(TKO)、木本武宏(TKO)

【制作著作】テレビ朝日、田辺エージェンシー

【制作協力】ハウフルス

行楽の秋。当番組がおすすめしたのが、使用廃止となった荒れ果てた道、廃道。今回はそんな廃道に魅せられたマニアが選ぶ東京から日帰りでいけるステキな廃道をご紹介します。混雑している観光地はもうイヤ!というあなた!! 必見です。廃道の魅力を伝えようという企画。

:大井本店 | 店舗紹介 | ステーキハウス ビーエム」

廃道探検家

平沼義之さん 廃道探索のために、2007年秋田から上京 上京の際、彼女と別れ、仕事も退職

→「平沼義之 - Wikipedia」

[6] しぶかわ・しぶかわ: 綾戸渓谷②, , http://gen1.blogzine.jp/forum/2006/09/post_7793.html

眉山 ドラマ (ドラマ視聴率なび)

しましまたうん (しましまたうん )

眉山を皇后がごらんになった理由 (眉山を皇后がごらんになった理由 )

田舎暮らしで自然の魅力を満喫する (田舎暮らしは最高!!)

からくり人形、作りたいっ! (人形の文化−五月人形・ひな人形などの日本人形から着せ替え人形・身代わり人形まで)

田舎暮らし 利根大堰に行ってみた♪ (田舎暮らし情報!田舎暮らしをしよう!!)

謹賀新年 (しぶかわお宝調査団)

綾戸渓谷 (しぶかわお宝調査団)

きのこ茶屋 (しぶかわお宝調査団)

渋川の景観 -九- (しぶかわお宝調査団)

川面から屹立する美しい柱状節理

児子岩(ちごいわ)は近年落石がひどく、防護網や遠方監視装置が取り付けられ、景観はよくない。隧道跡は僅かに認められるが、木が大きくなって近くに寄っても判らない。

穴は危険防止のためか、塞がれている。 この隧道のために多くの人たちが苦労してきたことを多くの人に知ってもらうべきと思う。

穴の近くまで伸びる工事用の桟橋は、遠方監視装置のもので、観光用ではない。 終端部から穴に近づくにも、岩をよじ登らなければならず、危険。

履歴

[7] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054526707037

メモ