葛野川発電所

葛野川発電所

[1] 葛野川発電所 (かずのがわはつでんしょ)

35.7186111111111 138.929722222222

Webページ

[2] 葛野川ダム - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E9%87%8E%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0

葛野川ダム(かずのがわダム)は、山梨県大月市、相模川水系葛野川の支流・土室川に建設されたダム。高さ105.2メートルの重力式コンクリートダムで、東京電力の大規模揚水式水力発電所、葛野川発電所の下池を形成する。ダム湖(人造湖)の名は松姫湖(まつひめこ)という。 一方、上池を形成するのは山地をはさんで西側を流れる富士川水系日川に建設した上日川ダム(大菩薩湖)であり、異なる水系間で水を往来させることで揚水発電所としては世界有数の落差714メートルを確保。2台の水車発電機によって最大80万キロワットの電力を発生する。また、葛野川ダム直下には河川維持放流水を利用して発電する土室川発電所があり、下流域の河川環境保全のため選択取水設備によりダム湖水の中でも水温が高く、また濁りの少ない表層部分の水を放流している。

[3] 葛野川ダム - Wikipedia, , http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E9%87%8E%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0

葛野川ダム(かずのがわダム)は、山梨県大月市、相模川水系葛野川の支流・土室川に建設されたダム。高さ105.2メートルの重力式コンクリートダムで、東京電力の大規模揚水式水力発電所、葛野川発電所の下池を形成する。ダム湖(人造湖)の名は松姫湖(まつひめこ)という。

一方、上池を形成するのは山地をはさんで西側を流れる富士川水系日川に建設した上日川ダム(大菩薩湖)であり、異なる水系間で水を往来させることで揚水発電所としては世界有数の落差714メートルを確保。2台の水車発電機によって最大80万キロワットの電力を発生する。また、葛野川ダム直下には河川維持放流水を利用して発電する土室川発電所があり、下流域の河川環境保全のため選択取水設備によりダム湖水の中でも水温が高く、また濁りの少ない表層部分の水を放流している。

歴史[編集]

山梨県南部、富士五湖として有名な山中湖より流れ出る相模川水系では、1907年(明治40年)に東京電力の前身でもある旧東京電燈が駒橋発電所を運転させたのを始めとして古くから電源開発が進められ、城山発電所(神奈川県営)のような揚水発電も早期から行われてきた。東京電力は大月市で相模川に合流する葛野川において同社第8番目となる揚水発電所建設に向け1989年(平成元年)に葛野川水力調査所を設置。1991年(平成3年)7月開催の第118回電源開発調整審議会において付議決定されたことを受け、1993年(平成5年)1月に葛野川発電所建設工事を着工した。

1998年(平成10年)9月に湛水を開始し、1999年(平成11年)12月3日より葛野川発電所1号機の営業運転開始をもって完成とされた。続いて2000年(平成12年)6月8日に2号機が運転開始。その後、残り2台は可変速揚水発電システムを携え2003年(平成15年)7月を目途に導入される計画であったが、電力需要の伸び悩みから発電機据え付けは2台にとどまり、現時点での最大出力は80万キロワット。神流川発電所の運用開始もあり、今後の増設は不透明である。

葛野川発電所[編集]

葛野川発電所は、4台の水車発電機を設置し最大160万キロワットの出力を得るものとして計画された。揚水発電所の出力を決定する要素の一つとして、上池と下池との水面標高差があるが、従来の揚水発電所では大きくとも300メートルから500メートル程度であった。葛野川発電

[4] 電力供給サービス:落差714メートルの揚水発電が営業運転へ、夏の電力需要を吸収 - スマートジャパン, , http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/30/news021.html

山梨県にある「葛野川(かずのがわ)発電所」は、水力発電に利用できる有効な落差が714メートルもある日本で最大級の揚水式発電所だ。2つのダムを直径7メートルの太い水路でつないで、地下に設置した水車発電機に水を流して発電する(図1)。

発電設備は1号機から4号機まで建設する計画で、すでに1号機と2号機が1999年と2000年に稼働している(図2)。新たに4号機が2014年2月から試運転を開始していて、夏の電力需要が増加する前の6月上旬から営業運転に入る予定だ。出力は最大40万kWを発揮する。今夏の東京電力の供給力はピーク時で5602万kWを見込んでいることから、そのうちの0.7%を供給することができる。

[5] 上日川ダム - Wikipedia, , http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%97%A5%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0

上日川ダム(かみひかわダム)は、山梨県甲州市、一級河川・富士川水系日川に建設されたダム。高さ87メートルのロックフィルダムで、東京電力の発電用ダムである。同社の揚水式水力発電所・葛野川(かずのがわ)発電所の上池を形成。下池・葛野川ダム(松姫湖)との間で水を往来させ、最大80万キロワットの電力を発生する。ダム湖(人造湖)の名は大菩薩湖(だいぼさつこ)という。

歴史[編集]

富士川水系においては、明治以降に赤石山脈(南アルプス)の急峻な地形と豊富な水量が水力発電に適しているとして注目され、水力発電所が盛んに建設されるようになった。現在は東京電力のほか、日本軽金属が静岡県のアルミニウム工場に送電するための自家発電所および貯水池が支流の早川や佐野川に建設している。だが、概ね水路式の水力発電所であり、天竜川や大井川などのような大規模ダム式発電所は建設されていなかった。

東京電力は増え続ける電力需要に対応するべく揚水発電による新規電源開発計画を模索していたが、1989年(昭和64年)[元号要検証]より相模川水系と富士川水系という異なる2水系を利用した葛野川発電所の建設計画を立案した。富士川水系の主要河川である笛吹川支流の日川に上池・上日川ダムを、相模川水系葛野川支流の土室川に下池・葛野川ダムを建設。中間部に地下式発電所に4台の水車発電機を置き、最大160万キロワットの出力を得ようとした。

ダム・発電所は1991年(平成3年)より建設が開始され、1999年(平成11年)に上日川・葛野川両ダムが完成。発電所も一部運転が開始された。現在は計画の50パーセントに当たる80万キロワットを発電している。両ダム間の有効落差は714メートルあり、単段ポンプ水車を有する揚水発電所としては世界最大規模である。

周辺[編集]

中央自動車道・勝沼インターチェンジから国道20号を新笹子トンネル方面へ向かい、日川を渡る手前の初鹿野橋北詰交差点を曲がり、山梨県道218号大菩薩初鹿野線を直進・北上すると上日川ダムに至る。国道411号(青梅街道)からも行く事ができるが、道幅が狭く、急カーブの続く山道なので国道20号経由の方が安全である。公共交通機関を利用する際は、JR東日本中央本線・甲斐大和駅が最寄の下車駅となる。

上日川ダムの型式は中央土質遮水壁型ロックフィルダム、高さは87メートルある。ダムは標高1,486

履歴

[7] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/23438054523352155

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