概要 [ 編集 ]
当駅は総武本線の地下区間に設置されている駅の一つである。
開業当時はJR東日本の前身である 日本国有鉄道 (国鉄)の駅で最も地中深くにある駅(海抜-30.58m [1] )だった。そのため、国鉄で一番高い 野辺山駅 と友好関係にあり、改札前に長野産の 白樺 でつくられたオブジェが設置されている。
国鉄時代に制作したスタンプ( わたしの旅スタンプ )は「 国鉄で一番低い駅 」と書かれていた(JR化後は"国鉄で"を削除)が、後に高さが-27.14mに修正されたりもっと深い 京葉線 東京駅 (-29.19m)や 海峡線 吉岡海底駅 (-149.5m、2014年3月廃止)が開業したために、 2000年 頃にスタンプ自体の老朽化に合わせて作り替えられた際に「 問屋街と歴史のある町 」に書き換えられた。
乗り入れ・接続路線 [ 編集 ]
当駅は、運転系統としては 総武快速線 の列車が停車する。(上り線でいうと) 錦糸町駅 から 緩行線 と分かれて地下区間に入ってから最初の駅であり、総武快速線のうち、この地下区間は 東京支社 の管轄となる。
又、当駅は連絡通路経由で 都営地下鉄新宿線 の 馬喰横山駅 や 都営地下鉄浅草線 の 東日本橋駅 に乗り換えが可能となっている。
馬喰町駅構内と馬喰横山駅の間に連絡改札口があり、乗換専用自動改札機、有人改札通路、精算窓口が設置されている(都営馬喰横山駅が管理)。
歴史 [ 編集 ]
1972年 ( 昭和 47年) 7月15日 - 開業。都営地下鉄浅草線との乗り換え業務を開始。
1978年 (昭和53年) 12月21日 - 都営地下鉄新宿線の馬喰横山駅開業にともない、乗り換え駅となる。
1987年 (昭和62年) 4月1日 - 国鉄分割民営化 により、JR東日本の駅となる。
2001年 ( 平成 13年) 11月18日 - ICカード Suica 供用開始。
2010年 (平成22年) 10月31日 - みどりの窓口 営業終了。
駅構造 [ 編集 ]
島式ホーム 1面2線を有する 地下駅 である。ホーム階は地下5階。都営地下鉄新宿線の馬喰横山駅とは 改札口 を併設した乗り換え用の連絡通路が出入口とは別にある(同線は上階である地下2階にホームがある)。
当駅のホームは単線シールド工法で建設した。開業時はホームの側壁が未設置だっ