ハワイ石鎚神社(はわいいしずちじんじゃ、Hawaii Ishizuchi Shrine Shinto Rituals)は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島に鎮座する神社。

キング通りのマッカリ-通りとの交差点の、やや東側にあるハワイ石鎚神社で、鎮座百周年の記念大祭が、7月21日に行われました。

恥ずかしながら、私はここに来るまで日本の石鎚(いしづち)神社の存在を知りませんでした。 石鎚神社は愛媛県にあり、約1300年前に役の行者が開山した霊峰石鎚山を神体山としています。石鎚山は弘法大師が修行をしたともいわれ、山岳信仰の場として知られています。現在では石土毘古命(いわつちひこのみこと)を御祭神とした神社ですが、神仏習合により、真言宗のお寺を兼ねていた時期もあるようです。 その石鎚神社が、なぜかハワイにあるのです。 場所はホノルルの街中ですが、地元でもあまり広く知られている存在ではなさそう…。 目にもまぶしい真っ白な鳥居をくぐって拝殿に向かい、まずは参拝。無人のようですが、拝殿の扉だけはちょっと開き、外からお参りできるようなっています。お守りは買えないかとうろうろしていたところ、たまたま神主さんに遭遇したので、お話を伺うことに。 ここは神主さんによると、「私も仕事をしていますしスタッフもいないので、普段は無人。お守りはお正月だけ売っています。代わりにお賽銭箱のところに、自由にお持ちいただけるお守りカードを置いてるんです」とのこと。 まあ「ハワイだから仕方ないよね・・」と思い、私は不審な顔をしたつもりはなかったのですが、その後も「お守りはお正月だけ・・・」のセリフを何度も何度もくりかえされる神主さん。なぜ・・? 問い合わせが多くて困っているのでしょうか…。 そこで、たまたまお参りにやってきた日本人女性が、私たちの話に加わりました。 彼女は、「オアフに20年住んでいるけど、いま通りかかって初めてここの存在を知った!」と驚いた様子(やっぱりマイナーなのか・・)。 しかも、愛媛県出身だということで感激はひとしおのよう。 明るくてはきはきしたその女性は、「せっかくなんでお守り買えません?」とぐいぐい神主さんに迫ります。 「お、やたっ!」と便乗する小心者の私。あれだけ「お正月のみ」ってクギをさされて、言い出せなかったのです。よかった~。 でもホントに通常はお正月以外買えないそうですので、お参りに行く方はご注意を。 さて、このハワイ石鎚神社の由緒。 神主さんにお聞きしたところ、日本の石鎚神社が建てたものではないのだそうです。 ある時、ハワイに住んでいる日系人の女性が、山の神様からお告げを受けたことが発端。一体どこの神様だろうと調べ、日本の神様だということを知った女性は、はる

ハワイ金刀比羅神社、ハワイ太宰府天満宮前の一方通行路OLOMEA ST.を直進してKapalama川を渡り、そのままVINEYARD BLVD.に入り、2本目のPUA LN.を右折、1本目のN.KUKUI ST.を左折すると右手に見えてきます。チャイナタウンのはずれです。

1906年出雲大社の御分霊を奉祭。現在の社殿は1923年に建立されました。

前宮尾宮司は1931年に日本から渡り、日米開戦中は家族共々収容所に入るなど、様々な苦難を乗り越え、1935年から1993年まで神社の宮司として神社の護持運営に尽力しました。

大戦後、1946年の神社再建に当たって、小さな倉庫のような建物の半分が神社として使われました。

人々は神社本来の姿を取り戻そうと、1953年には10000以上の署名を集め、監督庁の評議会に提出し、神社の返還を請願しました。

長い審問と法廷訴訟が続き、1962年、ついに法廷は、神社の返却を命じました。

神社全体の改築は莫大な費用を要し、資金を集める努力は1968年まで続けられました。

今にも倒れそうな荒廃した神社は、わずかな柱の上に残っていましたが、現在の位置で1968年に改築修理がなされて、再奉納されました。

現在は天野宮司がハワイ出雲大社に奉職されています。1996年には、1年間の感謝を捧げる祭祀とともに御鎮座90年記念大祭が執行されました。