そこは予想をはるかに下まわる快走フラットダートだった ~「朽木しぐれ」も少ない6月の良い季節、狙い目です~ 若狭国と京を結んだ鯖街道、この「林道 小入谷線」は幾つかある街道のひとつが重複する。 この上りのピーク、滋賀県高島市朽木と福井県小浜市の県境にある名の知れた「おにゅう峠」 太平洋側と日本海側とを分ける中央分水嶺に位置する、水の境界線でもある。 ビクスク時代から狙っては止め、近づいてはあきらめを繰り返し、訪問していなかった「おにゅう峠」 セローになってようやく叶いました。 「林道 小入谷線」の起点から、よ~し、行くぜ!とばかり・・・ ところが、行けども行けども快走舗装路が延々と続く。 かなり整備が進んだとは知るがここまで走り易いとは・・・ 遠路はるばる快走舗装林道を流しに来たわけではないのだ! 変だ! おかしい、何かおかしい!と、文句を言ってしまった後、ようやくダートが始まります。 ご覧の通りのスリルと冒険のない快適フラットダートにしてくれていました。 走ったのはこんなルートです(うっすら見えますね) それでは「おにゅう峠」までの道程をダイジェストでお送りします 【未舗装林道03】おにゅう峠~もうひとつの鯖街道~120606 若狭国と京を結ぶ鯖街道のひとつ、「林道 小入谷線」はその一部を古道の上を走る。 かつての厳しいダートも現在は一部フラットダートが残されるのみですが 峠付近から望む絶景は、今も昔も峠を越える旅人の疲れを癒します。 そんな林道を滋賀県側から向います。(福井県側の下りは次回の楽しみに・・・) @滋賀県高島市朽木⇒福井県小浜市 ※ワッチミー!TVはこちら http://www.watchme.tv/v/?mid=00b5315b28ab5eb83128664d27849313 ♪Music♪ "Breath of Love" (ft. CiggiBurns) "There is a Way" (ft. snowflake) by Stephen Fewell http://ccmixter.org/people/stephenfewell "ccMixter2010-2011" これまでの動画はこちら Youtube ワッチミー!TV この日(06/06)、久々にあの酷道を舐めるように制覇してきた後、国道367号線を北上 滋賀県大津市葛川梅ノ木の分

Road

Data

おにゅう峠

緯度:35゚23'02

経度:135゚47'42

標高: 820m

小入谷線

距離:6.0km

上根来線

距離:6.5km

探訪日:2003.10

京は遠ても十八里

京都と小浜を結ぶ鯖街道の根来坂沿いに、2003年10月、新たな林道が開通しました。その名も「おにゅう峠」。新しいから「おにゅう」というワケではありません。(ベタやのぅ・・・笑) 朽木村側の「小入谷」、小浜側の「遠敷」という地名から名づけられたようです。峠をはさんだ両側が同じ読みなのは、何か由来があるのかもしれませんネ・・・。

朽木村側からだと、小入谷の集落より道なりに山に向かって北上するだけです。ダートですが、締まった土の超がつくほどのフラットダートです。

谷筋を離れ尾根に上ってしばらくの所に焼尾地蔵があります。ここで、旧道と交差。このあたりから峠までは、好展望の道が続きます。

焼尾地蔵より、ジグザグに高度を上げると、進行方向の先に峠が見えてきます。

稜線のコブを回り込むと、小入谷より約6kmでおにゅう峠。

峠は少し広くなっていて、右の写真の石碑と地蔵さんが祭ってある祠があります。朽木側、小浜側とも展望が開けますが、山また山の景色です。天気の良い日には、白山まで見えるそうです。

峠からの下りは、コンクリート舗装とダートが交互に現われます。所々に小広い駐車スペースがあり、ここに駐車して百里ヶ岳へハイキングに行く人も多いようです。ダート部分も、今のところ整備されて間もないので、普通車でも問題ないくらいフラットです。峠より約6.5kmで上根来の集落です。ここでダート林道は終わりです。

上根来より小浜の市街地に至るまでの道すじには、神宮寺、鵜瀬、若狭彦神社等、由緒あるスポットもありますので立ち寄ってみるのもいいでしょう。

場所柄、冬は雪の深いところですので、春はゴールデンウィークぐらいまで通ることはできないでしょう。今のところフラットですが、雪解け後は道が荒れて、普通車だとキツいかもしれません。

アプローチ

滋賀県側からだと、県道783号が唯一のアプローチとなります。国道367号の市場からも入るにしろ、梅ノ木から入るにしろ20km近く走らなければなりません。

一方、福井県側は国道162号の東小浜駅口より、県道35号を道なりに南下するだけです。