よっしゃ!!
今日は伊東市の宇佐美から、「亀石峠」 を目指してみるぜ!!!
通る道は、静岡県道19号伊東大仁線だぜ!!
……… え?
廃道じゃあないよ。
バリッバリ現役の主要地方道だぜっ!
…待って。
ブラウザ閉じないで〜。
面白いからさ。 俺はチョー好きだよココ。
道路、特に峠道が好きな人だったら、おっ!と来るはずだからさ。
ヨッキれんを、猛烈にアツくさせてしまった亀石峠は、ここにある!!
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亀石峠は、静岡県伊東市と伊豆の国市を隔てている、標高450mの峠である。
現在はここを県道19号伊東大仁(おおひと)線が通過している。
この県道の起点であり峠の登り口にあたる宇佐美は伊東市北部の大字で、相模灘に面する西高東低の小都会。近世には伊豆石の積出港として賑わったところでもある。
県道の終点である大仁は平成の大合併までは大仁町の中心であった中伊豆の古い商都で、南北と東西の交通路が交差する要衝だ。
これら宇佐美と大仁を最短で結ぶ亀石峠は、当然のように歴史の古い峠である。
だが、そこを自動車が通れるようになったのは、戦後だいぶ下ってからのことだった。
そしてこれは独り亀石峠だけでない、東伊豆と中伊豆を結ぶ多くの峠道に共通の歴史であり、地域の悩みでもあった。
亀石峠の兄弟分たちを、ご覧下さい(画像にカーソルオン!)。
ここでピックアップした峠は全て県道の峠越え(トンネルで通過する道は除外した)で、かつ東伊豆と中伊豆を隔てる分水嶺を越えるものである。
標高も歴史もまちまちだが、北寄りの熱海峠、山伏峠、亀石峠の三つは特に東側の傾斜が厳しい立地条件にある。
今回はここから亀石峠をセレクトし、中でも特異な道路景観が楽しめる東側(伊東市側)を攻略・紹介することにしたい。
この図の範囲の峠で、馬車の通行を最初に許したのは冷川峠(明治39年開通)で、次は昭和初期の熱海峠開通を待たねばならなかった。
伊東や熱海は昔から繁盛の都会であったがにも拘わらず、背後の山は厳しく東西交通路の発展を阻害し続けたのである。
もっとも鉄道まで視野に入れるならば、昭和9年の丹那トンネルの開通は熱海を一躍東西交通路の主役の座に押し上げる効果があった。
続いて亀石峠周辺の地図をご覧いただくが、ちょっとだけ指向を変えて立体図としてみた。
2007/7/26 17:18 【現在地】